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偽マフティーとなってしまった。
外伝 ビルドファイターズ
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は死んだよ今ここで、今日から以降は!この野郎がじゃがいも食ってろ!

 「なんの用ですか?私には貴方たちが来る様なことはありませんが。」
 まずは距離を測る。この位置ならば相手の拳は飛んでこない。距離は武器だ。流石に真っ昼間の市街地で何かを使うわけはないだろう。さり気なく、玄関に置いてあったレターオープナーを手に取る。相手が殺しに来たらならば、ジャブで怯ませてコイツをぶっ刺す。刑務所のほうが安全なこともあるのだ。

 「貴方の動画を見ましたよ。我々は貴方の借金を全て買い取り1本化したものです。貴方の経歴を調べさせてもらいました。曲芸の航空機パイロットから事故によりパイロットを引退、しかしパフォーマーは諦められなかった。しかし、事故のトラウマによりもう操縦桿は握れない。貴方の借金は責任がないのに事故で残されたパイロットの家族の代わりに背負った物だ。正に映画の脚本みたいですね。だからこそ、我々はある提案をしたい。」
 断れない提案だろ。どうしろというのだ?というか借金を背負った理由がまともなんだな。

 「その提案とは?」
 何時でも切り替えれるように少し腰を落として片足を引いてから聞いてみる。

 「簡単ですよ。我々のガンプラパイロットになりませんか?」
 ガンプラパイロットに?まぁ、興味はあるけど軽々しく返事はできない。コレにどんな裏があるかはわからないからだ。世界一になれとか無茶をいってくるかもしれないし。

 「どの様な条件で?」
 コレは聞いとかないといけない。飛びつくのは内容がわかってからだ。どんなやり取りでも飛びついたら迎撃や罠がある。アーマード・コア並に怪しい依頼は調べないといけない。契約書は重い。

 「貴方が目立ってくれればいい。目立つだけの実業団。それが我々のチームです。私には好きな言葉がある。それは簡単な単語です。“注目”これだけ。これが目的でスポンサーも集まっています。注目を集める人気だけのチームと言われてもいい。目立ちたい!このためだけに金を集めてきた。ただそれだけです。私はね。小さい時に脚光を浴びる頭が良いやつ、面白いやつ、運動ができるやつ。全てに憧れていた。だからこそ金持ちになったのに金持ちになるだけでは目立ちはしない、だからこそ貴方というストーリーを欲しているんですよ。こういうものは道楽であるからして、目立つ以外になんの見返りはない。しかし、それ故に私は渇望する。称賛されたり記事になるのを!わかりますか?これが私にとっていちばん重要な条件です!負けてもいい派手に、より派手に。勝ってくれてもいい。話題にさえなれば!そこが重要な条件。」
 えぇ…子どもの時に目立ちたかったから承認欲求拗らせおじさんかよ。まぁ、マシだろ勝てなくてもいいらしいし、それにこんな優良条件は乗るしかない。ただ気になるのは目立
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