外伝 ダブルオー
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
圧倒的な硬さと加速力と持続力を持ったMSを作り上げた。ティエレン、イナクト、フラッグの最新作に触れ合う機会もパーツを集める機会もあり、そして、エイフマンの助言とトリニティたちのこうした方がいいという助言の様な話を聞いて完成したあの機体。王留美に見られたので既に報告されていると思ったが、二人の対応を見るにあいつはまだ二人に口を割ってないらしい。あいつが何を考えているかは知らない。
機体名を聞かれた時に単純に話しかけられたと思って、王留美?と俺が聞き返してしまって、「わたしの名前をつけるなんて、最近はマリナ・イスマイールにお熱だったんじゃないの?」とか意味不明になったからな。最新作のMSを見ました、名前は王留美ですとか報告したら頭沸いてると思われるもんな。何故かこっちのMS開発事業とかに多額の投資をしてくれたが。
それにマリナ・イスマイールというよりはアザディスタンが情勢不安過ぎて都合が良かっただけなのと、貧困国援助の名目で秘密工場などを建てるのに適していただけだし。会うたびに大型援助を申し出ると驚くあの貧乏王女の顔が面白かったのもあるが。
そんなことはどうでもいいかな。月面旅行に洒落込まないといけない羽目になった。全部、イオリア・シュヘンベルグのガバチャートのせいだ。計画のプラン分岐をさせすぎてガバったハゲのせいだ。ガバハゲだ。デバガメみたいだな。
月面超特急をするための艦艇が隕石に偽装されてるそうだが、教えられた隕石に俺は出来上がった例のMSで近付く。ティエレンの装甲とユニオンフラッグの加速性とイナクトの操縦性を合わせたこの機体、今回のためにリボンズらから提供された擬似太陽炉を載せる事になり、急ピッチで作り上げたコンテナに無理やり発電機と擬似太陽炉を載せた事でMA化してしまったが問題ないだろう。
「それにこれはまだ…。」
切り札の切り離し機能とインコムもどき、そして切り離せるミサイルコンテナ、見た目がデンドロビウムとディープ・ストライカーを混ぜた様な形になったが問題ないだろう。実質、ガデラーザみたいなものだし、それに大きさが驚きの162mに収まった。中央に試作艦載用レールガンを乗せている。通常のMSのバッテリー12個を搭載し、擬似太陽炉を3基搭載された化け物だ。制御用の機体のバッテリーは使わないので、何かあれば全力でパージして離脱できる。要望を叶えてくれた整備班やスタッフ、ガワの開発に関わったエイフマン、擬似太陽炉の配置に関わったトリニティたち、突貫作業の工期の割には敬意を表する。
が、まず俺が乗れるかわからない上になんでMSで馬鹿でかくなってるんだよ?しかも、勝手に受信機もついているから、地球の周りでは電力を受けれて推進剤が無くなっても電力で微弱に動けて、エレベーター周りでは半永久的に動け
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ