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偽マフティーとなってしまった。
外伝 ダブルオー
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……。

 なんでスメラギおばさんが一番なんかいい感じに成長してるのだろうか?一番はソーマ・ピーリスかマリナ・イスマイールかもしれないが。まぁ留美はタイム・アウトするし、俺には関係ないし、多少失礼でも大丈夫だろ。吹き飛ばした形だけど悪いのはアレルヤだし、ガンダムマイスターが悪いよガンダムマイスターが。俺は悪くない。

 「すみません、王留美さん。私はキタ・ユキオと言いまして、迷惑をおかけしました。医務室にエスコートさせていただきたい。」
 王留美が無事なのはたまたま居た恰幅が良い男性の下腹部のデリケートなゾーンに除夜の鐘つきみたいに頭をぶつけた事で衝撃が吸収されたからだろう。なんであんなに吹き飛んだんだろうか?

 「助かるよ君。私はユルゲン・リーンハルト・リュッゲベルク。AEUから招待された男さ。」
 何故かボケっと放心状態の留美ではなく、体型がゴップで髪型がイオリアで、顔だけはデルマイユ侯のような……それってほとんど太ったウェリッジ侯爵じゃないのか?似たようなヒゲと髪型してるこの白髪の男性が返事をしてきた。

 「はい、なるほど…。」
 あまり動かない王留美にユルゲンも気付くと肩のあたりに手を置いて留美の骨を思い切り鳴らした。ゴキッと音がなると目を見開いた留美がこちらを見てきて俺に詰め寄る。

 「あなたレディーに対して体当たりなんて!待って、私感情で言葉を今、発した?」
 何言ってんだコイツ、メンヘラ進みすぎてるじゃん。巨神兵ぐらい手遅れだよ。あっちは早すぎたけどこっちは遅すぎたのかもしれないけど。

 「レディー、気にすることはない。私はユルゲン・リーンハルト・リュッゲベルク。AEUで再生医療を研究しているものだ。医師資格も工学博士も医学博士も持っている。レディーに怪我はない。」
 毛がないおじさんのせいでこうなってるからな。ユルゲンじゃなく、宇宙に隠れたイオリアのせいだ。全部ヴェーダとイオリアが悪いんだ。

 「この問題は私と彼の問題です。キタ・ユキオ!!私にこんな感情を出させた責任を感じているなら私についてきなさい!」
 なんだよ、ルイズか三千院ナギぐらい強引だよお前。どっちかというとそれはネーナの役割だろ。お前は力も実力もないけど金だけはある愉悦神父みたいなものだろうに。

 「責任はテロリストに、ソレスタル・ビーイングにあるよ。レディー、ぶつかったのはすまないが責任はソレスタル・ビーイングとテロリストだ。俺は謝ることしか出来ない。」
 お前の兄貴、懐に手を入れてるがなんか持ってるんじゃないだろうな?俺はナイフとフォークしか持ってないぞ?出来るのはテーブルマナーぐらいだ。胸に突っ込んだならそりゃあいっぱい謝るけども、テロリストの攻撃の衝撃の揺れで腰にぶつかっただけだし、不可抗力でしょ。

 「じ
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