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偽マフティーとなってしまった。
最終話 閃光のハサウェイ
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佐はロリコンとか、だからみんなに信じられるんだよ。お前、ナナイアとかアナ姫とか好きそうだもんな。マリア主義も究極的には母性に神秘と神格を足して黄巾党で固めただけだからして、本質はシャア・アズナブルなんだよ。

「引き付けてから撃てよ、ハサウェイ。」
 焦って撃つとこっちが負ける。というかあれなんなんだよ。フェネクスよりなんなんだよ。気持ち悪いな、機械なのか?何だあれ。

『言われなくても!』
 ハサウェイは元気だが果たして‥‥。

 第一陣でコロニーレーザーが放たれ、そしてジャックが持ってきていたヨルムンガンド級3門のプラズマが、ネェル・アーガマなどのハイメガ粒子砲が次々に撃ち込まれるが、それでも広がったサイコフィールドを貫けない。そしてハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーや戦艦などの主砲に核ミサイルも続くが、それでもサイコフィールドを貫けるかはわからない。

「だとしてもやらねばならない!」
 なんでだと自分の意志が声をかける。これ以上続けても辛いだけだろ、もう諦めたって誰も損はしない。なぜなら俺はもう頑張ったんだからもういいだろう、と。そう思ってるのはいつもそうだろう?と。しかし、もう俺は。

「大統領になってしまったからには大統領の責任を果たさねばならない。それは戦士や兵士としてその命を全うしたシャアやアムロに対して失礼だろうが!俺は恥知らずにはなれないんだよな!それに。」
 ちらりとラー・カイラム級を見る。

「俺には、まだ僕には帰れる所があるんだ。だったらやるのが普通ってことだよな!嬉しいことにさ!」
 俺一人が先陣を切って、サイコフレームのカタマリにぶつかる。しかし、不思議とサイコフィールドに阻まれはしない。むしろまた温かい。なんだと言うんだ!

『大尉!お付き合いさせてください!』
『覚えてますか?カール・シュビッツっていうギラ・ドーガのパイロットを!』
またはしゃいでるおっさんたちがサイコフレームを押すが、あのドゥガチにぶつかった時よりも全然押し返せない。それほど地球にまとわりつく情念は深いことを示している。

「しかし、俺はまだ諦めない!」
 全員でまた押すがびくともしない。これは地球を救いたい意思までコイツが吸い込んでいるのか!俺はここで諦めてパワーダウンのフリをして離脱すれば、行方不明という形で合法的に大統領もやめられる。しかし。

「今更やめてなんになる。これは俺が手を加える形になって俺が始めてしまった物語だろ!その先にどんな地獄があっても道は続くのだから止まるわけには行かない!希望や人々の感情は前に進むんだ!その結果、荒廃しようとも人の意志で行われたという行為にこそ意味があるんだ!それこそが自由と言われるものなんだ!自由に縛られることもなく、自由の家畜や奴隷にもならずに自由になるべ
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