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偽マフティーとなってしまった。
3-11話
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ップが作り出す濃密な対空砲火を縫うように避けていく。

『これが、これがガンダム!悪魔の力よ!』
 ボッシュじゃねーか!何を反乱しているんだお前!

「ボッシュ!よせ!今なら間に合うぞ!」
 ペーネロペーに続くのはジェガン、BWSをつけた状態でやってくる。危険なんじゃないのかそれ!

『マフティー・ナビーユ・エリン!アムロ・レイを騙り、ブライト・ノア親子と共にアムロ大尉として地球連邦を奪った悪魔よ!いや!アムロ大尉の帰還する場所を貴様は奪った!正体を現せ!サイコフレームが生んだ幻影の存在よ!ニュータイプは万能ではない!虹の果てを繋ぐ悪魔のガンダムによって貴様に引導を渡す!よりにもよってニューディサイズを騙るなどは許されはしない!』
 アムロ・レイじゃないって言ってんだろ!アムロ・レイだっていつ言った?明言なんかしてはいない。

「そうやって死人に縋って死人を動かして働かせようとするから死人は寝てはいられないんだ。ニュータイプやらガンダムの神話を作るのは死人ではない!ボッシュ、お前のようなやり方の人間だ!ジェガンにBWSは危険だとわかっているだろうに!自分がガンダムだから許されるとでも勘違いしたのか?ガンダムは悪魔でも奇跡でもない!」
 シャアとアムロの名前を交互に言いやがってメトロノームか何かか?ふざけるなよ。ジェガンたちがBWSで次々にこちらのサラミスやマゼラン、クラップに襲いかかる。

 ジェガンたちはBWSの大口径ビーム・キャノンを撃ち込んだあとに急旋回をして失速する機体にBWSを離脱させて艦艇に叩き込む。エース部隊か!あれはグラハムスペシャルみたいな動きをしやがって!どいつもこいつも手間を掛けさせて!

『12年‥‥12年の時を超えて、アクシズ・ショックの瞬きを失わないために!だから悪魔の力を借りてでも!人々を騙す悪魔!その名はマフティー・ナビーユ・エリン!貴様を討つ!同じ悪魔を冠するなら力を寄越せ!ガンダム!その悪魔の力を!』
 ポエムとかどうでもいいし、怪文書を口から出すなよ。悪魔力だろうと悪魔が力をとかどうのとか知らない。悪魔とか言われても‥‥阿頼耶識でも詰め込んでから悪魔とか言ったらいいんじゃないか?

 ボッシュのペーネロペーがインコムを発射する。お前!それはリフレクターインコムと普通のインコムとシザーアンカーみたいのなのが混ざってるだろ!またかアナハイム!

「アナハイム!やはり、解体されて当然だ!悪魔の力と言うなら!その悪魔が起こしたアクシズの緑の‥‥虹の光は優しさではなかったと言うのか!あの虹は人類の優しさだろうに!」
 ボッシュが繰り出す攻撃を回避しながらビームサーベルを投げてビームライフルでビーム部分を撃てば、回転するビームサーベルにインコムたちの動きが鈍る。

『優しさを持った人間
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