3-11話
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のような焼きあとを晒す。
『こんなことで負けるわけにはイカン!ナンセンスだ!性能やパイロットの技能で負けるなどは許されはしない!』
相手が頭部バルカンを連射するがそれは効きはしない。PS装甲もどきの力だ。
『な!バルカンの近接攻撃だぞ!ならば!』
嫌な予感がする。一気に間合いを取ると背中のロングレンジフィンファンネルを明後日の方向に撃ち、反動で機体をずらす。そして、アンカーをデブリに刺して高速移動をする。
ヘビーガンもどきの背中からヴェスバーとGバードを合わせたようなもどきが伸びてビームを吐き出してくるが、ビーム撹乱膜を出すミサイルを乱射して濃密にする。が、それでも勢いは止まりはしない。シールドを数枚投げてビームサーベルをサブアームを集束させ機体を高速で回転させて擬似的なビームシールドを展開させる。前方にある撹乱膜のおかげで大分勢いは削いだが、これで終わるとは思えない。
「そちらがビームでくるのなら!こちらもだ!」
ロングレンジフィンファンネルをヴェスバーとGバードを合わせたビームにぶつけてやる。ビームにはビームをぶつける。ビームをビームで叩きつけるのがガンダムだろうに!
それに‥‥。
「そうやって!撃つときは棒立ちなんだとなぜ気が付かん!」
サブアームについたユニットが有線式で伸びてインコムではなくジオングの手のように機動する。有線式ならニュータイプもオールドタイプも関係はない。棒立ちになっているヘビーガンもどきに有線式が生み出す光の熱量を叩き込む。半円を描くように十字砲火を浴びせながら機体の回転をさらに加速させ、擬似ビームシールドのまま擬似有線式ビームで足止めしたヘビーガンもどきに突っ込む。
広がる閃光、溢れる蒼炎、踏み鳴らされた街道のごとくデブリは吹き飛ぶ。ついでに俺の意識も飛びそうになる。遠心力と推進力が合わさり計器が16Gと出る。知るか!もっと叩き込まねばこちらが負ける。サブアームを操作しヘビーガンもどきを捕まえて同時回転をさせながら、回転させたヘビーガンもどきをベクトラに投げ飛ばす。ベクトラが吐き出す間近のミサイルに当たり、とんでもないほどの誘爆をする。
「あいつが核に当たった?」
核に当たり誘爆したヘビーガンもどきはさらに蒼炎を広げるが、原型がないのでもはや意味はないだろう。ベクトラも次々に各ブロックが誘爆する。
『マフティー!ベクトラをやったのか?今はどうなっている?』
ブライトからの連絡に背中に感覚を感じて、ブライトのラー・カイラム級の方を見る。何だあれ!
「対空をしろ!ブライト!来るぞ!」
それは突如として来た。あの光はミノフスキーの輝き。そしてあの造形がMSらしくないものは!?
「ペーネロペー!?パイロットは!」
ラー・カイラムとクラ
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