3-10話
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サイコフレームは軍事兵器の道具じゃない!それをフェネクスは‥‥リタやミシェルは示してくれたんだ!』
お前‥‥何言ってんの?怪文書を口から流すな!サイコフレームは道具に過ぎない。サイコフレームに魂を惹かれた人間の言うことだぞ!サイコフレームはサイコフレームに過ぎないとなぜわからないんだ?
「良いから下がれ。サイコフレームは道具だ。サイコフレームを特別視するあまり、ニタ研のニュータイプを特別視する奴らと変わらなくなっている。ニュータイプを特別視した結果を知っているだろう?つまりはそれと同じ結果しか生まない。それは悪い癖にしかならないという事だ。」
サイコフレームに使われるだけの人間になるぞ。サイコフレームは謎の兵器だから、そこになんの意味があるかもわからない。ヨナはそこらへんがさ。結局自分から破滅しに行きたがってるようにしか見えない。
『ニュータイプが特別なら、俺だってニュータイプのはずだ!あの時に‥‥ニュータイプになって魂の行き先を知りたくなったんだ!ただ走り去るフェネクスを!不死鳥の背中を見ながら届かない手を伸ばして!だから!』
何が「だから」なんだよお前!ふざけんなよ!脳みそから何からフルサイコフレームでフェネクスにサイコジャックでもされてるのか?SIRENの屍人でももっとマトモに動くぞ!猟銃と火かき棒を持った凶悪な奴よりふざけてるのか?なんだって言うんだよ!
「良いから引け!」
ほら、ネオ・ジオングが動き出してる!いやこの光は緑の‥‥。
『マフティー!私はお前を更に表舞台に立たせたかった。あのバーでの一件があってからだ。それだけは間違いなく言える。お前は宇宙世紀に必要で、私は宇宙世紀に不要だった。ジオン残党狩りと称した宇宙移民への迫害。それをガス抜きに使う地球連邦政府、こうなるのは誰だって予想できた。しかし、それを理解せずにやり続けたのは地球連邦だ。いや、地球連邦軍だ。彼らが己の規模の維持の為にグリプス戦役という内乱を巻き起こし、さらには私が得たデータではわざとデラーズ・フリートのコロニー落としを実行させた。その地球連邦軍の体質を暴いたからこそ、エギーユ・デラーズを私は信じている!ギレン・ザビも地球連邦の欺瞞を破ったのだ!彼らは地球が攻められるその時まで降伏を考えていた!それは宇宙移民が死んでも彼らは動かなかった証拠だ。それこそが地球連邦が病気に、パラノイアに取り憑かれていたのだ!勝者として敗者を宇宙に追い出して何人が死のうが怒りもしない。それが地球連邦の体質そのものだ。だから私はもう一度見せる!あの虹を!あの虹の先を!優しさは人には毒になるのならその毒で人類の毒を制す!わかるか、私の機体のこの力は!この真実の力をやーーー!』
そこはそうかもしれないが長々と口からそんなことを言うなんて暇人すぎるわ。
「だ
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