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偽マフティーとなってしまった。
3-9話
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気になる。ホラーオムニバス映画かなにかか?お前がリタだろうが鳥になりたかろうが知りはしない。腹黒い系ヒロインみたいな見た目しやがって。悪役令嬢ものの「見た目は綺麗だが腹黒い計算尽くの女」みたいな見た目をしてる。いや、言い過ぎたな。リタが本当にいてこれが聞こえていたら、フェネクスのゴッドバードアタックみたいなことをするかもしれないし、されても困る。

 まてよ、ナラティブはミシェルを主人公とした悪役令嬢モノだった?確かに莫大な富を稼いで暗い過去など色々とあるし、地球至上主義者(笑)にも捕まってたしな。そして劇的な死に方でヨナに刻みつけた点はヒロイン度が高い。

 いや、決戦を前にして現実逃避がすぎる。というか「私はリタ」ってなんだよ。知らねーよ、勝手に鳥になってろ。本当に今、こうしているのならヨナに話しかけなさい。ほら、ヨナ君がいるでしょ。君の係はヨナ君なんだから、ヨナとミシェルと共にオカルティックサイコラブでもしててよ。もういっぱい、いっぱいなんだよ。それか紅茶野郎かジャックと遊んでろ。

 ヨナがあれならリディもいるし、ジュドーもいれば女にしか体を貸さない系イタコ芸のカミーユだっているし、バナージにグリーンタッチしてもらいなさい。知らねぇよ。次から次へと問題、問題、問題と雪崩式か?

「なんとでもなるはずだ!そうだろ!リタ・ベルナル!」
 勢いでリタの名前を呼んでしまった。

『なぜその名前を!』
 後ろにいる違法改造Hi-νガンダムに乗り、SFS代わりに違法改造Ex-sガンダムを駆るヨナから通信が入る。説明できるわけ無いだろ。

「それは‥‥いや、あれを見ろ、敵が来た。離脱しろヨナ!」
 離脱するヨナを尻目に敵をよく見る。待て、あの白いやつは‥‥グロムリン・フォズィルじゃねか!はい、やめやめ、バカらしい。お前、何の気しているんだよ。何だそれは!宇宙世紀最強機体選手権ランキング開催中か?対国家用粛清兵器だろグロムリン・フォズィル。Gバードより頭がおかし‥‥。

「あれが、ジャックの。」
 データとは違うぞ!ネオ・ジオングとTR計画の成れの果ての寄せ集めだと思ったらあの主砲はどう見てもヨルムンガンドだろ!大蛇はルウムに消えとけ!いや、おかしいって、おかしい、おかしい、おかしい。

 リタのおかしさが飛んだわ。いや、何を考えてるの?何を食べたらそんなおかしいことになるの?で、輪を付けたコロニーが見える。あれがエンジェル・ハイロウもどきか。

『やっと会えたな。マフティー。会いたかったよ。』
 この厭味ったらしいクィーンズイングリッシュでオックスブリッジ・アクセントが利いている勿体ぶった発音のおっさんは紅茶野郎。

『君と戦えるのが嬉しくてね。“少々”整えさせてもらった。見てくれよ。これが君と戦う為にふさわしい機
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