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偽マフティーとなってしまった。
3-8話
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 艦隊が宇宙の蒼い闇を切り裂いて進んでいく。そして約束の場所にたどり着いた。

「約束を守ってくれるか?どう思うブライト。奴らの艦隊は巨大だ。地球連邦よりは小さいが十分に地球を火の星にするぐらいは出来るはずだ。」
 グワダン級やらベクトラ級やらがいるのだ。ベクトラ級に積まれた核兵器だけで地球を滅ぼすことが出来るのだ。向こうにはデータを取るためにルナツーに封印してあったGP02が2機有るというのも集められた地球連邦内部資料で知った。

 アトミック・バズーカを使ってくる可能性もあるから本当に面倒くさい。GP02からアトミック・バズーカをパーツ取りして、ベクトラ級に乗っていたとされるプロトタイプΖΖガンダムに持たせて高速機動からのアトミック・バズーカをされたら洒落にならない。紅茶野郎はそんな事をしないかもしれないが、キンバレーがしないかは分からない。奴は情けないテロ組織鎮圧司令官からこの戦いを通して、ビームバリア戦法やルナツー占拠などの軍事能力のかなりの向上が見られている。

「戦いの中で成長するかキンバレー。ブライト、キンバレーが協定破りをする可能性は高いだろうな。」
 キンバレーは無能ではなかった。場数を踏み、それなりの指揮官にはなった。ガンダムシリーズ特有の艦長の成長みたいな事をしてくれた。無能であってくれた方がどれだけ良いか。

「確かにな。キンバレーならば、脇から忍び寄って刺すぐらいはするだろう。負けた時に敗戦の責任は自分が負うぐらいは理解しているだろうからな。」
 だから頑張るだろう。頑張らなくても良いのになぜそこで頑張る?お前はオエンベリと戯れるだけの‥‥まさか、原作の修正力か?オエンベリが強くなったからキンバレーも強くなったと考えられる。

 では、あの狂ったMAもマフティーは必ず負けなくてはならないから出てきたのか?シャア・アズナブルが人は流れに乗ればいいと言っていたが、流れに乗ったら俺は死んでいた。流れが出来てきたのならそれをも打ち壊せばいい。原作改変になったと思いきやマフティーは戦闘には負けるという概念を打ち壊せないのか。概念には概念をぶつける、カミーユとかをぶつければ良いだろう。それこそ、フェネクスをぶつける。理不尽には理不尽をぶつけてやる。

「マフティー・ナビーユ・エリンだとすれば何をするんだ奴らに?」
 ガウマンに聞かれたが、マフティーはハサウェイやらお前自体だろ。成り行きでマフティーにされただけで俺はマフティーじゃないぞ。

「奴らのあり方もまたマフティーさ。」
 適当にガウマンをあしらう。ガウマンもガウマンでスペックが違いすぎる。ペーネロペーを損傷させたんだ。いくら、パイロットがレーン・エイムと言えどもガウマンはグラハム・エーカー程度にはやってくれる男だと思いたい。原作の修正力が働くなら原作
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