3-7話
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れは言い過ぎた。だが、家庭環境は最低だったに違いはない。
思わずフッと笑い声が漏れていたようでカミーユから怒号が飛ぶ。
『アクシズごときの石ころ遊びなら一人でやれば良いが、人の命がかかってるんですよ!早く戻ってこないことには皆が困ると言っているんです!大尉は大尉らしく船でスポンサーがとか余裕なふりをしていれば良いんですよ!』
シャアが聞いたら怒りそうなことを言われても知りはしない。俺は俺だからな。今こうしてマフティー・エリンとして大地に立っている。
「それはカミーユの、カミーユ・ビダンの思惑とならば私は従う義務はない!大人は流れに沿って、人は流れに沿って生きていけば良いが、私は今それを打ち壊そうというのだ!見ていればわかるだろうに、地球の青さも人類の輝きも、満天の星空の星々のように地球やコロニーに住まう人々の生活が放つ光はこうして今も輝いているのだ!それはジオンもルナリアンも地球も違いは無いだろうに!」
適当なことを言い逃げ回っていたが、偵察を称したこれらの行動はZZとZが飛んできてお開きになり、めちゃくちゃ色んな人から怒られた。俺は悪くはないから当然だが、それでも一応すまないと言ったのに「謝るときには態度がある」とマスクを外されそうになったりして平和な時間は過ぎ去り、決戦の地球近郊に艦隊は進む。
「戦いたくはないのだが。」
周りが複雑な表情をしているが俺が戦うしか無いのだから君たちは外野だろうと本当に神経が苛立つ。他人事だと思って。それでも、約束の地へは歩みが止まらない。
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