3-7話
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量とアンカーワイヤーも多数有り、サブアームにはボックスタイプビームサーベルやビーム・トンファーで、ボックスタイプビームサーベルを改造したビームガンが付いている。
安直なビームを乗せればいいというものでもあるまいが、それでも火力による一対多数を想定した装備で手にも武装が持てて、腕部が武装となると言う考え方は力による制圧よりも、力を見せつけることによる制圧を考えているとでも言うのだろう。
「頭がクリアになる。画面が広がっている?これはディジェヘッドの力とでも言うのか?何だこの音は!オカルトでもあるまい。」
しかし、この機体、重MSなのにもかかわらずトンデモなく動きが良い。動きが良すぎてこちらの反応を超えかねない。エクバや戦場の絆やらFPSなどで鍛え上げた俺が圧倒される。慣性に逆らうような滑らかさが‥‥。
「そうか!コイツはSEシステムとミノフスキーフライトを組み合わせたナニカでも積んでいるのだな!だからこんなにも動きが。」
何というものを組み合わせてくれているんだ!頭おかしいのか?ミノフスキー・ブーストなるボタンがある。とにかく、押してみる。自爆はしないだろう。実戦でワケもわからずに押すよりはかなりマシだ。
機体から大量のミノフスキー粒子が放出されているのがモニターで分かる。なるほど。SEシステムとミノフスキー・フライトを組み合わせたことによる疑似ミノフスキー・ドライブか。そして、この機体が軽いのはPS装甲などとそれらにMCAシステムのような何かにより、更に軽量化されているのがわかる。
「この感覚!わかったぞ違和感というものがな!そうか、そうだったのか!この機体は‥‥‥あのトチ狂ったMAと戦うに足りるというものだ!」
それらのシステムが絶妙に噛み合って何が起きたかというと、このブースト中はトランザムのようなギミックが発動をしている。それにコイツの動力はおそらく崩壊炉とやらの劣化版か先行量産型なのだろう。吐き出す粒子の細かさが‥‥。
「粒子の細かさなどと言うものがなんの役に立つ?立ちはしない!そんな事は100も承知だ!」
暗礁地帯を加速した機体が走り抜け、左メインアームについたビーム・シールドのような物がデブリなどを破壊する。そして、俺の機体はさらに加速をしていく。
「滑らかな動きにこの加速、まるでライトニング・カウントと呼ばれそうだな。」
明らかにおかしな加速性能とミノフスキー・ブーストのミノフスキー粒子量に機体の粒子収束性能が敵わなくなり、漏れ出たミノフスキー粒子がビームの翼になる。光の翼がデブリを溶かし更に進む。
『貴方は何をやってるんです!今、ブライトさんから聞きましたよ!勝手な出撃はやめて戻って‥‥。』
チィッ!しつこいなカミーユ・ビダン!女みたいな名前をしているくせに!いや、そ
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