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偽マフティーとなってしまった。
3-6話
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代の後悔に、取り戻せない後悔に囚われていたのが宇宙世紀。

 それを表す存在こそがハサウェイや地球生まれの女の母性に焼かれたドゥガチ、カガチもマリア主義として母性に焦がされた。そして、父性として頼られるからこそシャアやジュドーはああなったのだろう。木星爺さんが誰かは知らないが木星爺さんが人類を嫌いになったのは誰も彼もが、木星爺さんに理想的な父親を押し付けて子供になろうとしたからだろう。

 スーパーロボット大戦とかでも、世界を包むほどの母性が現れたのならば悪党と言われるものでも屈服するだろう。真・女神転生ストレンジジャーニーの地母神に問われた存在のように。しかし、その地母神達ですら母性は足りなかったのだ。つまり、全てを包み込む母性と対となる全てを叱って守る父性こそが人類に対する特効薬なのだ!人類は便利にできてもいなければ欠陥だらけで生まれによって差別され、人は生まれながらに平等では無いからこそ、平等に接する父性や母性を求める。

 人は生涯誰かの子供である以上、親に囚われて生きるしかない。それすらも包み込み開放する父性と母性が強く人類を、人を人たらしめるのかも知れないが、多分与太話だ。単なる邪推に過ぎない。

 現実逃避は終わらせて現実に向かい合わねばならない。ヨナが違法改造Hi-νガンダム、ガンプラバトルでも出ないようなイカれた仕様になっている現実に。

「だ、大統領!いきなり何故驚いて‥‥。」
 オットーに声をかけられたので現実に戻ると困った顔をオットーがしている。トーレスやサエグサもいる。ブライトを慕って集まったオスカにマーカーなどもいる。死んでいなければアストナージも居たに違いない。ブライトの人望は侮れない。元エゥーゴ組が裏切ったのもブライト処刑というスイッチがあったからだ。

 地球連邦がブライトを警戒していたのもよく分かる。ブライトの為にエゥーゴ残党やら連邦軍の一部、ジオン残党の一部、ミネバ派などが集まったのだ。さらに言えば市民の中にもティターンズの中にもブライトを英雄視する者も居るのだ。そうした事情を考えれば、ブライトが政界に本当に出てしまったら、武力と政治を両方持ったジャミトフの再来と警戒したのだろう。

「いや、なんでもないさ。Hi-νガンダムは今はどうなっている?あと新聞も表示してくれ。」
 データを表示させる。ほほう、なるほど。ふざけんなよ!フルサイコフレームに更に増強を何故している!脳波による超反応とバイオコンピューターによる更なる反応向上と試作のヤシマのハニカム材をサイコフレーム化し、微弱なIフィールドを搭載し、それすらも脳波によって発現先を動かせるらしい。

 試作のビームシールドまで搭載された姿はまさにV2アサルトバスターさながらだ。大出力のバーニアとサナリィとアナハイムなどが合わさった技術で
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