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偽マフティーとなってしまった。
3-6話
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ドでもあり、ナラティブの不死鳥フェネクスだろう。フェネクスはおそらくサイコフレームの生み出す物質により補給がなくても移動できることから、あれはミノフスキードライブが搭載されている。

 そして、ニュータイプや強化人間は鳥になり飛びたがるのを計算に入れればオルファンも強化人間人格AIだとかニュータイプ人格AIとして、少女が利用された末路かもしれない。

 御大は少女の無垢さと子供の残酷さと優しさに母性を求め見出してきた。シーラ・ラパーナは統治者として、母性はアナ姫、さらなる高みにいたりネジ曲がりラライヤを生み出したのだ。母性から逃れられない戦士たち、母性が生み出した恐ろしき存在、詰まるところ全てはコミュニケーションと人間関係、そして、母性によって紡がれるそういう話だったんだ。ならば、サイコフレームの輝きに目を焼かれた男たちは人類の優しさと母なる星である地球を守ろうとした母親に対しての感情もあったのだろう。

 だからこそシャアは情けないグラサン時代のアクシズで父性や兄や指導者を求めていた。また、ミネバの母親に母を感じていたのかもしれない。少女に自分を見出し、それがハマーンに対しての悪感情を生み出した。

 そしてその忌まわしき記憶とともにアクシズを地球に落とすことで母親を求める自分とハマーンの双方を母親となる惑星、地球に落とすことで自分の弱さ、母を求める気持ちすら破壊しようとしたのだろう。そうすることで完璧な大人の男になったアムロと対等になり戦えると考えたのかもしれない。

 ミネバがもし、母性を扱えているのならばリディを母性で包み込み、ラプラス憲章をマーセナスのリディが読むことで、ラプラスの箱の呪いを解除したかもしれない。しかし、ミネバにはそれほどの母性やシーラ・ラパーナやアナ姫ぐらいの気品やラクスほどの無鉄砲さが無かったのだから、ラプラス憲章はワイドショーのネタ程度で終わったのやもしれない。

 つまり、ガンダムとはブレンパワードとはダンバインもだが多くの作品の根幹は母親がテーマなのだ。故に人々は惹きつけられてきた自分を生み出した存在との対話だ。OOがなぜ対話なのか。ELSが花になったのは花は女性を表していて、人類の根幹の意識たる母性の海を見出したからだろう。花は女性のメタファーなのだ。つまり、巨大な母性が生み出されるのならばガンダムなどの世界では、それこそが人類を導く、いや導かれたいとされる行為になるのだ。

 母性が最大の武器になるのならば、父性もまた武器になる。マフティーをあの紅茶野郎が父性と言ってしまったがために人類がもつ、自分より高位の存在に導かれたいという潜在化の弱者の無意識、それが炸裂してマフティーに父親を求めたのならあの得票にも納得がいく。つまり、皆がまだ子供でいたいとか理想の子供時代を過ごしたかったとか、子供時
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