3-2話
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を食うだけの能力しかない島国野郎なのに。アイツの設計した兵器の一つを見たらおかしいと思う。なんだよ大陸弾道降下兵器って中身ミンチになるだろ。
マーサが何らかの情報を握っている可能性がある。それで駄目なら諦めるしかない。諦めてアイツらと宙域で兵器を使った我慢比べをして死に合うしかない。めんどくさいからソーラーシステム照準させておこう。直撃させて虫眼鏡で焼かれた蟻の気持ちをわからせてやろうものだ。失敗したらコウとかを次々に出して総力戦をしてやる。なに、人口はこちらの方が多いから物量で押し切れるはずだ。
現実には茨の園はサイコフレームの製造とサイコミュの研究所であったわけだから茨の園をエンジェル・ハイロゥもどきにするのも簡単なんだろう。サイコミュだってブッホ・コンツェルンを使えばいくらでもスクラップは手に入るわけだからな。
話が‥‥何故か悪い方向に行っている気がする。じゃあ、ジャックはエンジェル・ハイロゥだろうが紅茶野郎は?何を企んでいるんだ?もう、面倒くさいからアナハイムにフルサイコフレームの最高チューンした上にミノフスキークラフトを高性能化したフルサイコフレームクスィーにバナージを乗せて、アイツらの本拠地に鉄砲弾させたほうが良い気がする。
「シャア・アズナブル、アムロ・レイ、フル・フロンタル、ゾルタン・アッカネン、リタ・ベルナル、ハマーン・カーン、パプテマス・シロッコ、ララァ・スンか。」
ニュータイプってやっぱりろくな奴いないわ。アムロ助けてくれよ。
扉が開く。ケネスがいた。
「大統領?どうしたんだ?生きるのは難しい、辛いという顔をして。」
近くにケネスが座った。普通、四人がけのソファーに座っている人間に対して、そうやって肘掛けに座るか?なんか視線がねちっこいし、話し方が粘着質なんだよなお前。やめてもらっていいか?距離を詰めてくるな!
「その資料はマーサ・ビスト・カーバイン!前線でパイロットをしていた俺ですら聞いたことがある大物だな。」
飲むに飲めなかったぬるくなったミルクティーを横から取って飲むなよ。なんで指で遊んでから茶菓子を食うんだ?で、指はわかるにしろ何故、手首まで舐めてるんだ?こいつマジで何なんだよ。神経が苛立つ!
「俺にはわかるさ不死鳥狩りだろ?マフティー・エリンも永遠の命が欲しいのか?」
ケネスの眼光が鋭くなる。が、俺は永遠の命だとかそういうのはいらない。幸福な社会がほしいならMAGIとシビュラシステムでも作っていろよ。不健康な健康的な社会が作れるだろうよ。
「マフティーは‥‥マフティーという記号である限り不滅性があるのに、個人の不老不死なんかいらないさ。不老不死で得られるのは不老不死になったがゆえの孤独と絶望だけだろう?手に入らないからこそ美しいものがあるさ。」
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