2-20話
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『動け!オデュッセウス!これじゃああのときの!神経が尖る、尖るな!だけど、それでも!あぁ、だから!やるよ!やってみせるよ、クェス・パラヤ!チェーン・アギ!』
ヨナの機体にビームが突き刺さる前に、デルフィニウムもどきが残した巨大なフィン・ファンネルもどきが動き出す。
「これは温かな‥‥いや、感じる‥‥この気配はまさかハサウェイか!」
おそらく、ハサウェイがデルフィニウムのフィン・ファンネルをサイコミュで乗っ取り、それが三角錐の形となり、リ・ガズィ・カスタムを守った。
『クェス!これがあの時できなかった僕の答えだ!』
そこだけを見たらアクシズでチェーンの直撃をアムロがフィン・ファンネルで守ったようにも見えるし、リタやミシェルの残留思念がサイコ・フィールドを駆け抜けてハサウェイを通してヨナを守ったようにも見える。
『これが僕の答えだ。クェス‥‥。僕には世直しのインパクトを世界に見せることは出来なかったが、世直しの手伝いぐらいは出来たと思うかい?アムロ大尉‥‥シャア・アズナブル‥‥憧れていただけじゃ駄目なんだ。それじゃ、貴方達が言う愚民ですよね。僕は子供だったんだ。大人になれたか?男になれたのか?教えてくれよ、クェス。』
キャンキャンうるさいミントアイスみたいな色の頭をしたララァの出来損ないのハマーンの出来損ないにはわからないと思うぞ。アイツ、好き勝手にしてマシーンにもなりきれないクソガキだろ。カツのほうがまだ立派だろ。いや、同レベルだな。
そういえば、ハサウェイの彼女はどうなったんだろうか?ケリアとは破局したのか?聞くほどのことでもないが‥‥聞いたら面倒事に巻き込まれそうだが、把握してないと後でハサウェイと同じくらいアレになっていたら嫌だし、ミヘッシャ達もどうなのかも把握しよう。ハサウェイの脳内の身構えてるときに来ない天パの死神も、身構えてる時には死神は来ないと言ってたから。
敵の艦隊の離脱後に艦に戻るが。
「機械の不調か?宇宙が黒から藍に見える。いや、蒼いな。」
どうだっていい事だ。今は目の前の爆弾を除去しなければならない。着艦をするとバーニアで進み、格納庫に機体をしまう。こんなデカブツをよく載せれるものだ。
パネルでコックピットハッチを開けるとそこには、ハサウェイが待っていた。出待ちしていたのかコイツ。
「待ってましたよ。大尉、聞いてほしいことがあって。」
いや、そんなのを言われても困る。ブライトに聞け、ブライトに。多分、今まで親らしいことをしてこれなかったと後悔している気配があるから。ハサウェイよりもバナージやリディとのほうが接しやすいみたいだからな。
それもそうかも知れないが、だからって合間を見てハサウェイと話し合うときに同席してくれとか言われても困る。なんで、ハサウェイ
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