暁 〜小説投稿サイト〜
偽マフティーとなってしまった。
2-19話
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アンもどきの鋭角の先端。

『こんなこと!悲しいだけじゃないか!』
 バナージの叫びとともにユニコーンとクスィーが光り、レウルーラに刺さりそうな機体を遅くし、それに気が付いたハサウェイがビームサーベルを振る。それは機体が放つピンクの光と同じピンク色で巨大になる。

『親父!オデュッセウスの名を冠するのなら!航海の加護ぐらい授けてみせろ!ただ遭難するのがお前じゃないんだろ!オデュッセウス!』
 そして、2機のゾアンもどきをダブルオーライザーもびっくりするようなビームサーベルで叩き真っ二つにすると、ペーネロペーは機体の動きを止めた。オーバーヒートだろう。

『まだ、無線は生きているか?大尉!これが僕の‥‥ニュータイプって奴です!貴方に届かなくても向かい続ければニュータイプになれるって!』
 そうなのか?よくわからないがフルサイコフレームがなんか悪さしてるだろ。バルジ斬りみたいなのを見せられても引くわ。

『ニュータイプになれる!?そんなわけ無いだろ!なら、俺は弄ばれただけって事なのか!なら本当に俺は失敗作じゃないか!許さん!お前だけは連れて行く!死ねぇ!』
 はぁ?強化人間が壊れかけの機体でハサウェイを狙い撃つ。途端にそのバウンド・ドックのオーキスもどきは爆散する。しかし、それが放った熱量は止まらない。射線上にヨナが割り込む。

「ヨ、ヨナ!」
 あれは直撃コースだ!ハサウェイの目の前でチェーンが使っていたリ・ガズィを元にしたぽいリ・ガズィ・カスタムでコックピットを直撃させるというのか!動け!ギャプラン!なぜ動かん!

 ビームはリ・ガズィ・カスタムに近づいていた。

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