2-18話
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たフルサイコフレームの機体のようだ。倒すわけにもいかない。あの炎はナイトロと言われるもので搭乗者の精神を燃やし強化人間化すると言われる代物だ。」
改めて言うと頭おかしいわジャック、お前。今、少女に「ジャックは父親だ」と言われた気がするがオールドタイプのオレは疲れたから聞こえた幻聴なのだろう。そうであってほしいという感情が聞こえさせた幻想だろう。
『それじゃあ、あのときと同じ‥‥。』
ヨナがそう言うけれど、俺にはどうすることも出来ない。何か出来るのはユニコーンとハサウェイのペーネロペーぐらいだろ。出力が違いすぎる。
「他の機体も合流する。今から反撃に移るぞ!手足を壊してしまえばなんとでもなる。」
バナージが最速で突撃し、ビームマグナムを撃つ。が、弾かれる。そして、ある程度近付くと両方が光る。
「サイコフレームの共振か!?バナージよせ、戻ってこい。サイコフレームに取り込まれるかもしれないぞ!」
俺の言葉に合わせて、リディも叫んでいる。
『神にでもなるつもりかバゥナァージィィィィ!』
いや、神にはならないでしょ。いきなり何言ってんだリディ。天然の強化人間みたいな奴だものな。クワトロの情けなさとカミーユのキレ方とコウ・ウラキの生真面目さを融合したような芸人だもんなリディ。ノルンじゃないのにマシーンに飲まれかけてるぞ。やっぱり、君、ハサウェイみたいな激ヤバ人間じゃないのか?
「落ち着けば確保できる。バナージは離れろ!」
リタ呼び出すわけにはいかないんだよ。オカルトにはオカルトをぶつければいいとは言えど、オカルトがさらなるオカルトを‥‥∀を呼ぶかも知れないから嫌なんだ。∀が来たら勝てるわけ無いだろ。フェネクスですら怪しいのに。
『だけど!泣いているんですよ!』
知らん!泣いて助かるなら俺なんかずっと泣いてるわ!天涯孤独の身にされて、マフティーマフティーマフティー言われて、知能指数がニュータイプみたいな奴らと付き合わされて、変な機体に乗せられて走らされてるんだぞ!フルサイコフレームの共振が何をしてくれるんだよ?問題を解決なんかしてくれないだろ。結局は人と人がちゃんと向き合わなければならないんだよ。ニュータイプの前に人と人がちゃんと話さなければ意味はない。
「泣いていても!時には退くのも大切だ!NT-Dが積まれているのならば反応しあってより苦しめることになる!」
今、名前がディー・トリエルである気がする予感が走った。だとすればあの機体ごと葬ったほうがノーマ・レギオたちが生まれなくて良いのでは?プルシリーズの果てがレギオたちならば、更にヴェーダ的な何かに接続されたイノベイド的なものであり、なおかつミサカネットワークみたいなものを作るとするのならばここで引導を渡さねばならない。しかし、そんなことが許され
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