2-16話
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「なぜ、ジオンの名を騙り、こんなにも眠れるジオンの民を集めて何がしたい?コロニー共栄圏か?」
フル・フロンタル扱いやめろよ。頑固だな頭ザビ家か?ザビ家だったな。ザビ家の悪い部分が出ているというか宇宙世紀人は誰かに誰かの幻影を常に見てるな。ブライトすらアレだからな。ハサウェイは環境テロリストでギギにサークラされてるし、絶対、宇宙世紀人はおかしいよ。未来とか人に可能性を求め過ぎてる。
「フル・フロンタルが求めたものに意味はない。サイド共栄圏だろう?それは歴史が遡る。極東の島国では名目上は資源地帯であるアジアがすべてブロック経済として活動したら、植民地は無くなっただろう。EUなる枠組みもそうだ。経済が強い内部の国が宗主国となる。終わらないループだ。それだと人類は所詮戦いというメビウスの輪から抜け出せない、終わらない円舞曲だよ。人類は愚かだと思うか?」
うん?ミネバなんだその行動は?これは敵意か?銃を構える前に近づき、肩に手を置く。
「そうまでしてジオンの姫で無くてもいい。親の責任は子にはない。それを引き継いでいった結果、人はさまざまな情勢に縛られスペースノイド、アースノイドがやった事を引き継いできた結果が今だ。今ならまだ間に合う。それらを捨てて新しい人類の可能性を信じなくて何となる?」
次に、バナージやリディを見ない。振り返ったらミネバに撃たれかねない。
「バナージくん、やめろよ。私は逮捕しようと思えばジオンの姫様を逮捕だってできる。」
マジでさ、ハサウェイが暴発するかもしれないからやめろ。争ったところで何になるよ。連鎖爆発しそうなのやめろチェーン・マインなのか?ニュータイプって言うのは。
「そんな大人の理屈!」
キレられても困る。一番逃げたいのは俺だよ。訳がわからない宇宙世紀の理屈でこうされたら怒る権利があるのはこっちだろうが!
「大人の理屈だよ。だからといって間違いでもない。理屈は間違えない。間違うのは人間だ。人間は間違う、間違うのは人間の特権だ。なってしまったなら‥やるしか無いだろう。そうだやってみせろよ。マフティー。」
冴えわたり温かな光を感じる。そして、ミネバを触れている、手に触れている場所からそこを通して全身に熱を感じる。頭に広がるなんだ‥この感覚は緑の空間?いや、これはまやかしだ。
「な、何を‥。この光は‥。温かい。まさか、シャ‥。」
知らんよ!ミネバ、お前から始めたんだろ!俺にはわからん。オールドタイプだからな。
「ミネバ・ラオ・ザビ。人間には、人間の可能性がある。これを見たまえ。この資料を。タブレットで資料を開いて今、渡す。」
アナハイム、ルオ商会、ニュータイプ研究所、レビル派、ギレンのクローン研究などなどの情報をかき集めたものを見せる。ジオン、連邦の腐敗の象徴だ。
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