2-16話
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‥‥シャア・アズナブルを動かしているというのです!」
お前、シャア認定やめろ。だから違うって言ってるだろ。シャア要素がどこにある?オレンジパイロットスーツを着て、アムロにしばかれるだけのおもしろ要素が無いだろ。俺に!
「シャア・アズナブルではない。私は古い名を持っているが今はマフティー・エリン。それだけだ。私は指導者の立場では荷が勝ちすぎている。こんなMSやMAしか乗れない男に人を導ける力はない。だからこそ、新しい時代を作るのは君たち、若者の特権だといった。大人の理屈、しがらみを乗り越えていけ。シャア・アズナブルもアムロ・レイも死んだんだ。あの戦場で虹となってな。だから、君たちが新しく作り直すんだ。新たな地球連邦政府ではない。太陽系連邦政府を。アースやスペースを乗り越えて、その手に掴むんだ!人類の輝きをな!」
さっきから同じ話と訳のわからない話を繰り返している。バレないよな?多分大丈夫だろう。マジマジと俺をナナイが見ている。
「強くなられましたね。マフティー・エリン大佐‥。」
はぁ?耳が搭載されてないのか?アイザックに乗り込まないと人の声も聞こえないぐらいの難聴系主人公なのか?ちょっと自分が働いていたニタ研で聴力関係を強化してもらってきたら?不味いなニュータイプ的な感性でヨナやカミーユたちに察知されたら殺されることを考えてしまった。脳内の自由すら確保されないとかオセアニアかな?ここは。いや、オセアニアだなオーストラリアだし。
「ナナイ・ミゲル、冗談はよせ。俺はシャア・アズナブルじゃない。大佐なんて大それた地位はブライトのものだよ。俺は単なる大尉さ。マフティー・エリン大尉だ。大佐になんてなれたのはブライトぐらいのものさ。」
否定しておいて、解散を告げ、宇宙に登る準備を整えた。ニュータイプじゃ俺はない以上、強い機体じゃないと俺は死ぬだろう。そういえばエリオットが俺の機体ができたとか言ってたな。
ヅダじゃないことを祈ろう。トリコロールカラーヅダも赤いヅダもダサいからな。
「赤や白じゃあ、ハマーンのキュベレイみたいな色にしかならないよな。なぁ、シャア。」
草葉の陰からシャアが見ているならナイチンゲールをキュベレイカラーにして感想を聞いてみたいが思念体でネオ・ジオングを操って殺しに来そうだからやめておこうか。
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