2-15話
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のサインでルナリアン達が持つ地球連邦国債を吹き飛ばせる。そうすると地球連邦は再び戦時国債を刷れる。その場合、地球連邦中央銀行総裁と地球連邦財務大臣のサインが必要だが組閣してないから俺が暫定的にそのポストにある。と言うか組閣してないから全ポストのサインを代理で書ける。独裁では?マスクが出てきて独裁者とかがビーム撃ってきそう。
「大変なことだよ、これはな。」
ところでプルシリーズはどうなった?我々の動きを理解してないようだが。本当にニュータイプの距離が関係ない通信が使えたなら死角が無いはずだ。だが、プルシリーズは感覚を共有していなかった。ならまだプルシリーズは‥‥。
いや、コーディネーターの技術と阿頼耶識をフィードバックしてヴェーダとゼロシステムを繋げてそれらを扱うプルシリーズになればそれもできるかも知れない。狂気の産物だが宇宙世紀ではあり得る。宇宙世紀は宇宙世紀だからな。
電話を取り、連絡をするととりあえず、アナハイムがオーガスタ研究所を使った証拠を暴露する様手配した。アナハイムの不祥事の束を暴露する準備を整えた。アナハイムが何かをする前に叩いとかねばならない。別にテロなんかしなくてもアナハイムは倒せる。株価を暴落させて市民が不買運動をするようにしてやればいい。
そして、着替えてプルシリーズがどうなっているかを見に行くとバナージがしきりに話しかけているところであった。マリーダと重ねるなよ。マリーダより凶暴だぞコイツ。
「バナージ君、何をしてる?」
傍から見たら事案だぞ。いや、バナージは幼く見えるから事案では無いな。ハサウェイもいる。あいつ、やっぱりモテるな。強化人間とニュータイプのそれは伝統的に死ぬだろ。
「マフティーさん。マリーダさんの話をしていました。」
伏し目がちに悲しげに答えた。まだ、プルシリーズとミネバは従姉妹が効いているのか?そんな事どうだって‥‥ガンダムの世界なら良くある事だよ。結局、ニュータイプが血統で受け継がれるのなら人間のサラブレッド化が起きるだろう。ニュータイプが生まれやすい家系と家系の結婚。
これによる血統ダービーだ。個性婚とかそういうのが出てきた作品があったがそれになる。俺の時代ですらオリンピック選手のアスリート家系はスポーツに特化した遺伝子を残すためにそれをしていたしな。つまり、そういう事だ。仕方がない。
そうなるとナチュラルとコーディネーターみたいな争いになっていく。終わらない輪舞曲だよ。
「マリーダと呼ぶべきかプルトゥエルブと呼ぶべきは分からないが彼女には彼女の生き方があった。君も似たような存在になる可能性があったんだろう?ならば、それは必然だよ。きっとな。神はサイコロを振らないと言う。人間だけが神を持つとも言うからな。だとしても、人間は神になりたがる。
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