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偽マフティーとなってしまった。
2-14話
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ク・ジェガンは、高圧の水流カッターのようなもので攻撃してくるので距離を取る。凄まじいプレッシャー、いや怨念だ。地球連邦軍としてのプライドが怨念になってるんだろう。

「そんな道理!無理でこじ開けてやる!宇宙も地球も人類も一つの単語になっているだろ!ユニバース!この単語にな!そこまでわからないのなら、修正してやる!」
 こちらの攻撃の前に巨大なビームが通り過ぎる。バナージ危ないな!お前、ビームマグナム簡単に撃つなよ!当たったらどうする!イカレ兵器だぞそれ。この隙に水中型スターク・ジェガンは逃げていった。

『危なかったですね。あのままだと嫌な感じがしました。』
 バナージも感じていた?あのスターク・ジェガンのパイロットは一体?

 ハワイに入るとすぐさま占拠は終わり、ハワイの陥落をもって北米地球連邦軍はこちらに従う事になった。北米地球連邦軍のサラミス改とマゼランなどの旧式艦艇が多く手に入り、旧式とはいえ宇宙の戦力は整った。

 ただ気がかりなのは、ルナツーをこうしている間にあの紅茶は抑えて、ルウムをA.G.E.が抑えて、茨の園を拠点とした遊撃戦ができるという事だ。

 ルナツーも馬鹿にはできない。紅茶野郎が言っていたパブリクの下半身を持つドラッツェは広大な機動力があり、それらを強化した簡易GP03みたいなものやオーキスもどきをボールに着けた強化案をされれば、MSを操れなくてもボールの簡単な操作性で若干弱い量産性が高いMAの完成だ。

 A.G.E.と紅茶にアナハイムは二股をかけてるのだろう。ならその股を割いてやるだけだ。

「バナージ、やれると思うか?」
 バナージに話しかけてみる。

『何かわからないですけど。やらなければいけないのならやるしかないと思います。』
 素直なやつだなバナージ。ま、それよりも宇宙に登らねばならない。無重力嫌いなんだけどな。

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