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偽マフティーとなってしまった。
2-11話
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断してるタイプの人間か?

「マリーダさんと同じプルシリーズなのか?」
 まぁ、厳密に言えばミネバの従姉妹だぞ全員。グレミーもな。だけれど、グレミーはデギンの息子疑惑もある。量産型従姉妹ってすごい響きだな。

「あぁ、彼女らはプルシリーズだ。ギレンの精子とニュータイプの卵子を使って更に遺伝子から強化されたそういう人間だ。ミネバの従姉妹だな。マリーダやプルたちは。」
 バナージが驚いた顔をする。いや、ミネバだって知ってるだろそこら辺。いや待てよ、知らないかもしれないな。もしかして、これを知ったらミネバがマリーダの過去を気に病むかもしれないが俺は悪くはないはずだ。悪いのはガバガバ法治国家の地球連邦だろう。

「それじゃあ、まるで!」
 リディが怒りを爆発させているがそんなのを俺に向けるなよ。

「そうやって、感情を剥き出しにした事で見えなくなる事だってある。なぜ、プルシリーズが生まれたかを考えないといけない。エゴだよこれは。人類が思い上がって神になったつもりで人間を創ろうとしたからこうなる。」
 とりあえず、リディが暴発しないように受け流してやる。次は降下してきたレウルーラ部隊とキンバレー隊狩りに出かねばならない。光の翼があればこんな事をしなくてもいいのだが‥‥。

「こんな事って!」
 バナージの言葉で今日の勝利の熱は引いて行った。



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