2-11話
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手にAIに任せたらAIが勝ちそうだしな。なんとも言えない軍だ。
「なるほど。他にはなにかあるのかな?」
まぁ、ない方がいいけどさ。
「ナナイ・ミゲルという人のレウルーラが宇宙のレウルーラ艦隊と合流して、ここアデレードに降下をしてくるみたいです。ミノフスキークラフトに載せ替えたと聞きました。」
アナハイムがまたやらかしたのかな?レウルーラ艦隊が降下してくるとか地球連邦軍が弱い証明では?
いや、宇宙は広いからな。地球連邦軍でも地球周りしか管理できてないんだろう。だとしたら地球連邦政府が宇宙に口出しする筋合いないんじゃないのか?
「ブライト、ロンド・ベルはどう見る?」
ラー・カイラム隊が残ってるんだよな。本気でさ。
「私にはキンバレーの考えていることがわからんよ。」
俺にもわからんよ。あいつ、脊髄反射男なのでは?とは思うけど事務処理ではそこそこらしいから馬鹿ではないと思うが。
「大尉!ブライト・ノア艦長!これを聞いてください。」
整備兵がラジオを持ってきた。流れる内容はなんだ?
『我々、地球連邦軍北米方面軍としては、ジョージ・ジョンソン氏は正規の手段を踏んだ首相とは言い難く、首相の弟君の安否すらわかってない今、これは軍事クーデターと言うような疑念があり、中立の立場を表明させていただく。市民の生活を守るために、真偽の確認が出来るまではジョージ・ジョンソン軍ならびに、マフティー軍が我々の管区に近づいた際には撃墜すると申し上げる。』
事実上の北米独立宣言では?いや、マフティー軍とジョージ・ジョンソン軍の勝った方に後乗り、勝ち馬にライドしていけみたいな宇宙世紀あるあるな気もする。ジュドーもブライトを殴るわけだ。
『続きましては、ニホン駐在軍からの発表です。』
キャスターさぁ、どう考えてもおかしいだろ。指摘しないのか?いや、グリプス戦役でやってたけどさ勝ち馬乗り。
『えー、我々ニホン駐在軍としましては地方議会である、ニホン議会の要望を受け入れます。現状、正規の手続きを確認できないので、中立の立場を発表いたします。』
お前らもかよ。
『我々、ニホン議会は変わっていかないといけないと思います。だから、変わります。変わるのは変わるということであり、変わらないといけないから変わります。しかし、変わらないといけないから変わるのであり、正当な手続きをジョージ・ジョンソン氏が踏むのなら、変わらずに正当な政府の管理下に戻ります。今は変わらないといけないから変わらないといけないと思っています。』
何言ってんだコイツ。内容無いだろ、頭からっぽかよ。ブライトだって眉を顰めて‥‥年を取る度に眉が薄くなってるぞブライト。
『確認できただけで6以上の方面軍や駐在軍が中立の立場を表明しています。ジョー
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