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偽マフティーとなってしまった。
2-10話
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 ジェガンから降りると直ぐにクシャトリヤのコックピットを開けて、中で気絶しているだろうパイロットを引っ張り出そうとするがヒヤリとして、中に閃光弾を入れて再びコックピットを閉める。コックピットの外からでもわかる巨大な音が響いた。

 再び開けると完全に気絶しているだろうパイロットを縛り付けてコックピットの外に出し、ヘルメットを取る。赤髪だ。やっぱりプルシリーズじゃないか!レジオンかなにかなのか?

 しかし、ギレン派がレジオンに合流してない気もするが‥‥。頭ジオンだからわからないな。雨が降ったあとの夏場の空き地並みに湧いてくるしな。

「全く、厄介なものだな。プルシリーズ‥。仮定すると第3から第4世代か?一応、ギレンが父親らしいからな。」
 なんでこんな10代前半の子供を縛り付けて運ばないといけないんだ。マンハンターの死体がある。喉が割かれて舌を引き出されて死んでいる。体を掻きむしって頭を自ら撃った死体もあるが、もしかしてギンピー・ギンピーで擦られたのか?

 マフィアかなにかか?連邦市民って‥‥まぁ、マンハンターもやらかしてるからな。

 プルシリーズをジェガンのコックピットに入れるとサイコガンダムMk-IIのコックピットを開けようとするが表面が熱い。が、素手で落ちていた鉄パイプを使い、半分まで開いたコックピットの蓋を引き上げる。鉄パイプから熱が伝わり手のひらが焼ける。知ったことか!手が焼けようがそれを理由に出撃を拒否できるからな。

「開けよ!」
 鉄パイプが歪むぐらい力を入れて無理やりこじ開ける。中はトースターぐらい熱気を感じるが、多分、中のパイロットは生きている。さすがプルシリーズだな。何ともないなんてな。ヘルメットを外すと息が荒いくらいで、外傷はない。キラの上位互換かな?

「しかし、こっちは10代後半に見えるな。とするとかなり昔からあの紅茶は準備をしていた?」
 アクシズを引き渡したのも納得がいく、プルシリーズの研究データを引き抜いたのがバレないように証拠隠滅を兼ねていたのか。

「まぁ、いい。これでサイコガンダムMk-IIとクシャトリヤが手に入った。全く豪華な話だ。」
 こちらの戦力は高火力ではあるが、プルシリーズが何人いるか分からないからな。プルシリーズが100人近くいたら勝てないぞ。多分α・アジールやノイエ・ジールIIやらクィン・マンサぐらい持ってきそうだな。プルシリーズを乗せて。

 プルシリーズが戦艦に乗って、ラグがないニュータイプの伝達で運用していたら化けるぞ。秘密裏にラー・カイラムぐらいは用意してそうだしな紅茶。しかし、ジャックのA.G.E.と紅茶野郎は協力しているのだろうか?

 してない気もする。マフティー性の違いで分派しそうだし。マフティー性ってなんだよ。フル・フロンタルでもなんで
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