2-8話
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も、アイツ被害者意識が強い加害者だからな。悪いやつでも無いし、どちらかと言えば姫様の方が度し難いような?パイロットセンスもないのに戦場に出てしまう。政治と演説が上手くなったカガリのような?
「どうだっていいことだ!政府が政府として機能してないから、市民は市民として戦わないといけなくなって戦うんでしょうが!自由と平和を規制して市民が生き残れるのなら間違いないが、市民が一番に犠牲になるのならそれは自由と権利を奪った奴隷だと言うのだ!それを許さないのなら、やってみせろよ!マフティー!なんとでもなるはずさ!思いだけでも力だけでも駄目だから、インテリは急速に変化をさせようとして世捨て人になる!」
近付いてきたジェガンとグスタフ・カールとビームサーベルで切り結ぶとボックタイプビームサーベルを起動させ、不意打ちで相手の胴体を凪ぐ。グスタフ・カールは致命傷にならずよろめくだけだったが、よろめいた隙に腰部ワイヤークローを撃ち込み撃破する。
「綺麗事はインテリのお家芸だな!人間は他人を信じないのなら、信じないから疑い、疑うから他人を悪いと思い始める。人間を間違わせるのだ。そんなにインテリは人を信じられないのか!憎しみは憎しみを呼ぶだけだって分かれ!自らが戦わずに手に血がつかない人殺しでは痛みはわからないから、そうやって簡単に義務だとか権利だとか責任だとかを無視できる。MSで非武装の市民を踏み潰して!これじゃあシャア・アズナブル以下じゃないか!自然のために今や未来の大多数の人間を殺すというのなら、人間も自然の一部だと、またオーガニックな存在だと理解できていないから人間が自然を左右出来ると思い上がる。現に水中都市すら作れない人間は地球の表面に寄生する寄生虫に過ぎないと知れ!」
グスタフ・カールから奪ったマシンガンで、市民を攻撃しているジェガンのコックピットを狙い撃つ。
「寄生虫で、人類が全員弱者でしかないからこそ、自然の一部だからこそ、人類は希望や理想を持てる!弱者、故に人々は、人類は様々な選択が出来て数を増やせたんだ!人間は捨てたものじゃない!インテリが考えるほど人類は弱くも無ければ強くもない!人々は絶望しちゃいない!なのに押し通そうとするのなら、それはエゴと知れ!重力に魂を惹かれて、重力井戸を保護できると思い上がって、自然の為に人類という自然の一部を殺すのなら、俺は‥‥ガンダムになってやる!現実は現実!理想は理想!政治は‥‥人々の営みは、遊びでやってるんじゃないんだよ!わかるか!人々の悲鳴が!地球の泣き声が!宇宙の意思が!インテリとそれらが地続きで無くなってしまったからこうなったのだ!ツケを払え!ジョージ・ジョンソン!」
マシンガンを撃ち尽くすと、ハサウェイがペーネロペーに乗り、グスタフ・カール達を殲滅する。
『地球連邦市民各位に申し上げる
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