2-7話
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の苗を植えたり、地球連邦政府に反省を促すためにかぼちゃパイとかぼちゃコロッケ、かぼちゃシチューの大食い大会が開かれ世界中のフードファイターが集まり、抗議の為に大量の皿が積み重ねられて、その皿一枚に付き大会主催者によって宇宙難民に一定額寄付されるらしく、俳優やスポーツ選手もチャリティ試合やチャリティオークションを開いている。
歌手もライブフェスティバルをしているし、何なんだろうか。
「わざわざ潜入するためにジェガンでマフティーだとわからないようにしたが‥‥。」
本当に何なんだろうか、この馬鹿騒ぎは。俺はしれっとマフティーと地球連邦政府首相の対談会場である地球連邦議会にMSで乗り付けると降りた。
既に、ハサウェイたちは着いているのだから、地球連邦兵士も俺をエスコートする。ハサウェイ達とは引き離され、ハサウェイはブライトと共に特設ステージとされる場所で、議員と舌戦をさせられるらしい。中には敬礼をする地球連邦兵もいたりする。この馬鹿騒ぎを見てマフティーに敬礼をするとか大丈夫か?
高そうな調度品の山に地球連邦政府の権力の味とはこういうものなのかと感心する。床は総大理石など贅沢らしく、木は全部天然のマホガニーだらけだ。
「スゴいでしょう?地球に金を集めてこれだけの事をするんだから、コロニー出身の私は理解できませんよ。」
軽口を叩く兵士だ。何故か不愉快だな。
そうして進んでいるうちにエレベーターに案内され、20階の首相がいるとされる会議室に案内された。扉を開くとそこには背中を向けて座る首相が居た。
「君がマフティー・エリンかね?」
この声は聞いたことがある。つまりは!案内してきて警備をするように立っていた兵士を殴り倒し、銃を奪い、構えた。
「声で気付いてくれるとはな。」
紳士的な声で理性がありそうな話し方に、紅茶を飲んでそうな嫌味ったらしい言い回しだ。
「ジョージ・ジョンソン‥‥。」
コイツは‥‥。
「マフティーに名前を知っていてもらえるとは光栄だね。そう、私が黒幕だよ。君が知りたがっていただろうね。」
何なんだよ!お前は!
「黒幕はアジア系なんだろう?」
いや待てよ、アイツがイギリス系なら。
「あぁ、アジアの血も入っていてね。70代で高学歴、努力の人間。全て合ってただろう?ジオンが攻めてきたときに、インドでニュータイプに目覚めてね。それからずっと私は宇宙世紀の愚かな人間を見てきた。天才、凡人、秀才、無能など色んな種類がいた。もちろん、私も愚かな人間だから君のような宇宙世紀らしくない人間讃歌と言ってしまうような存在に興味があった。」
えっ、そんな人を「面白え女」みたく言わないでくれよ。的確にオレの心を宇宙世紀人は抉ってくるのは何なんだよ。俺が何をした?踊っただけ
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