2-4話
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ちを悔やむのは仕方がないが、死者は生者を操ってはいけない。ララァ・スンのような女ではクェス・パラヤは無いのだから気に病む必要はない。後悔と罪の気持ちこそが贖罪だというのならハサウェイ‥‥もう十分に罪は償っただろう?ならば、前を向いて人々の為に戦うほうが建設的だ。魂が宇宙に帰るのならば、ハサウェイ、その魂を刻み生者として紡いで生き続けるのが残されたものの特権と義務だよ。すべてを救い、自分を救おうとするのはエゴに過ぎない。シャア・アズナブルという男を知っているか、ハサウェイ?」
お前はブレーキが壊れた暴走している列車に過ぎないと言いたいが、言ったら多分、ハサウェイはそれになってしまう。シャアの失敗を教えてやって立ち止まらせてやろう。カミーユよりカリカリじゃ無ければ、俺もグラサンノースリーブのような面白いだけのエースパイロットでも無いから大丈夫だろう。ハマーンのような女にも好かれてはいないし、ミヘッシャみたいな地雷感がある女もいない。
いや、自走型地雷の男たちに囲まれてはいる。ケネス、ハサウェイ、キンバレーに様々なタイプの男たちだ。宇宙世紀版体験型BL乙女ゲームをさせられているのか?クッ‥‥ハサウェイ並にモテれば良いのに。トップレスのジュリア・スガとか、ハサウェイ、実はお前恋愛ゲームの主人公だろ。メインヒロインはギギじゃなくてガウマンかケネスかレーンぽさがあるあたりが、ガンダムらしさはある。
「知ってはいますが。」
いや、知らないだろうな。
「シャア・アズナブルはキャスバル・レム・ダイクンの友人だった。シャトルが事故に遭いキャスバル・レム・ダイクンはシャア・アズナブルとなり変わった。シャア・アズナブルとなったキャスバルはジオンの妾の子であり、ジオンの政治基盤だった令嬢は年老いたから若いキャスバルの母が選ばれただけに過ぎない。これにより、幼少期は正妻からイジメられる。守ってくれたのはザビ家だよ。しかし、ザビ家の権力闘争とジオンの思想闘争がぶつかり、ジオンはザビ家により暗殺された。ザビ家がジオン派を排除して武力闘争に出たわけだ。ジオン・ズム・ダイクンはアスタロスなる生物兵器を開発していたり、平和主義者かは怪しいがな。立派すぎる父親と母親を暗殺され、シャア・アズナブルはザビ家に復讐を企む。」
ハサウェイは聞き入っている。シャア・アズナブルの話はどうだっていいが、よく聞けよ。
「ガルマ・ザビに近づき地球連邦基地を襲撃させたり、後にガルマ・ザビの死去に関わっている。ガルマ・ザビが生きていたら地球内での指揮系統の乱れは無かっただろう。あの北米で大したゲリラがない辺り、ガルマ・ザビは占領には天才的な才能があったのだろうな。しかしだ。ハサウェイ‥‥キシリアをシャアが殺して、シャアに何が残ったかわかるか?ハマーン・カーンがいる冷たいアステロイド
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