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偽マフティーとなってしまった。
19話
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尉、貴方から覚えました!」
だから天パ扱いするんじゃないよ!落ちていた小銃をハサウェイが拾い、俺の目の前に突きつけている。俺はベルトを引き抜き、ハサウェイの腕に巻きつけて引っ張る。

 前のめりになったハサウェイが引き金を引くが弾は出ない。安全装置をかけていたんだよ。そのままハサウェイの頭を捕まえると叩きつけるように動かす。変形フランケンシュタイナーだ。

「痛いだろう!」
背中から落ちたハサウェイに安全装置を外した小銃を突き付けた。しかしハサウェイが俺が持っていた拳銃を俺に突き付けていた。ふざけんなよ!ここまでしてもハサウェイに負けてる。しかしだ。車の音が聞こえる。

「マフティー、遊びは終わりのようだ。」
装甲車がどんどんやってきてこちらに向かってくる。

「終わりなら最後に教えてくれ。貴方はアムロ・レイなのか?」
ハサウェイ君さ、だからアムロじゃねーって何回も言ってるだろ!!ふざけんなよ。

「アムロではない。シャアでもない。何者でもないから強いて言うならマフティーだ。」
マジでアムロじゃないから許してくれよ。チラチラとハサウェイがこっちを見ている。何回も天パじゃないと言ったぞお前!会話のドッジボールしてるんじゃないから聞け!

「今はマフティーで良いです。」
今はってなんだ!今はって!アムロなわけ無いだろ。誰がどう見たってアムロじゃないわ!

「これからもマフティーでアムロではない。銃を捨てろ。満足しただろう?これ以上の運動は身体にこたえる。」
明日とかどうなるんだろうか?バンバン人をコンクリートに叩きつけてくれやがって。しかも蟹挟みは禁止技だぞ。

「わかりましたよ。」
銃を向こうが手放したのを確認してこっちも手放そうとするが、ふとハサウェイが言った「身構えている時には死神は来ないものさ」がリフレインする。そういえば…再び銃を構えてハサウェイに突き付けた。

「まだ最初に持っていた銃があるだろう?油断も隙もないとはこの事だな。思いきりがいい。」
マジでニュータイプは恐ろしいわ。俺がそう言うとハサウェイが胸から銃を出して置いた。

「なかなかやりますね。」
お前おかしいよ。コーディネーターでもこんなにしないわ。ニュータイプこっわ。近寄らないで欲しいわ。

「背中に隠したナイフも出せ。MSパイロットよりもゲリラ屋の戦い方だぞ、それ。」
怒涛のハサウェイの反撃の為の動きにため息が出る。こいつ、マジで何だよ。やる気スイッチと天パスイッチ入ってるよ。やめてよ。

「お見通しか。」
ゆっくりとナイフを出したので蹴って横にずらす隙を付いて、ハサウェイが足を掴んでこっちを投げた。しつこいぞ!ハサウェイ!だからアムロじゃないって!

「形勢逆転ってやつだな!顔を見せてもらうぞ!マフティー・エ
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