19話
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だあいつ!戦闘マシーンかよ。空を見上げると曇ってきた。湿度も上がった気がする。
カチャリと足に何かが当たる。これだ!早速!
「そうやって隠れていても問題は解決しないぞ!隠れてそうするというのはマフティー・エリンを名乗るお前は卑怯なやつなのだな!人に光を見せて逃げたように!」
卑怯で結構だ!ニュータイプめ!
「俺を卑怯と言うのならそうやってわざわざ来た、お前も暇だ!」
叫ぶと一拍おいてからハサウェイのほうから声が聞こえてきた。
「暇?暇だと?俺は1000年先のことを考えている!暇ではない!」
いや、なんでそんなので滅茶苦茶効いてるんだよ!
「1000年先のことを考えているのなら、それは暇がある暇人ってことさ!そこまで言うならやってみせろよ!マフティー!暇じゃないんだろう!」
成功するかどうかはわからない。だが、なんとでもなるはずだ!石を再び投げてから、もう一回投げる。ハサウェイは再び両方を撃ち抜く。閃光が放たれる。
「うぅッ…閃光弾だと!」
ニュータイプにはこれだけでは安心できない。たかがメインカメラがやられただけだからな。
石を手に何個も持ち適当にばらまいて投げる。物音にハサウェイが右左と確認をする。
「こっちだぞ!」
俺は声を出し銃弾を避けるが、ハサウェイの銃でかぼちゃを撃ち抜かれる。そしてかぼちゃが転がる。
「捉えたか?」
転がるかぼちゃに近付くハサウェイ。閃光から視界が戻り始めると、かぼちゃが転がっている。額のマフティーのマークが正確に撃ち抜かれている。そのかぼちゃには身体がなかった。ツヴァイの捨てたかぼちゃのマスクだ。
「興奮しすぎたな、ハサウェイ。」
俺はハサウェイの頭に銃を押し付ける。こいつマジでやばいよ。明らかに殺す気が無かったからこうなったがこっちを殺す気なら俺が死んでた。
「身構えている時には死神は来ないものさ。」
いきなり何を?待て!CQCに飛び腕挫十字固!何だこいつ!?しかし!
「甘い!」
腕ひしぎ十字固めが完全に入る前にコンクリートに叩きつけた。
「ッ‥!」
痛そうにするハサウェイだが、そうするとハサウェイは蟹挟みに変えて投げ飛ばそうとする。俺はなんとか耐えたが頭が下がって前のめりになる。
「あぁぁ!」
ハサウェイはそのまま俺を巴投げして、俺はコンクリートに叩きつけられ肺から空気が抜ける。痛え。お前投げっぱなしの巴投げが許されるのは芝生の上だけだぞ!下手したら死んでたがマスクがあったから助かった。マスクがなければ即死だった。
「酷いことをする!?」
お前はパイロットスーツだからぶん投げられても多少は大丈夫かもしれないが、俺はスーツなんだぞ!?お前コンクリートに投げ技はよせよ。ベルトを緩める。
「手癖と足癖の悪さは大
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