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偽マフティーとなってしまった。
13話
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。司会が質問をすると紅茶爺さんが答える。さっきとは違って見える。経歴をみたら、リベラやジャックが一目置いているのもわかる。

『マフティー性は不変ではなく、常に社会に合わせて合致させて変化する。ギリシア哲学的な万物流転論と旧来の仏教の色即是空の観念から作られているとマフティー演説を考察している時に思い至りました。全ては移り変わり、変化し不変なものなどなく、流れる歴史の大河の様なそういう解釈です。詳しくは私の一週間後に販売される書籍、【なぜマフティーは流行ったのか〜現代のニュータイプ論とアースノイド至上主義の葛藤〜】をご覧ください。一週間後に店頭に来てください。本当のマフティー論をお見せしますよ。』
 アホくさ、全部自分の著書の番宣のためかよ。嫌だ嫌だ、これだからインテリは嫌なんだ。経歴を真面目に調べなかったら良かったわ。

『マフティーとアデレードの戦いはまさに自分至上最も激戦に〜』
 ブツリとテレビの電源を落とすと久しぶりにギャプランに乗ろうと思った。5日間は確かに安全だがそれ以降は未定だ。なら、訓練しておいたほうが良い。一週間はダラダラしていたからな。

 格納庫に向かう。まだサインを求められるから適当にAと書く。お前ら、どんだけサイン好きなんだよ。一回書いちゃったから書き続けないと不自然だから書いてるけどさ。

 白いギャプランが見えてき…?うん?なんか違和感があるぞ。

「うーん。」
 指を指しながら確認する、足ヨシ!胸にマフティーマークが貼られている。お前か?いやまだ違和感がある。腕はヨシ。普通だな。次は、おい待て!

「頭がガンダムヘッドになっている?」
 しかも、モノアイのガンダムMk-Vじゃないか!?シスクードかよ!近くの整備員を捕まえた。

「あの頭はどういうことだ?」
 何となくはわかる。いくらオーガスタ元研究員でもガンダムMk-Vのヘッドなんか手に入るわけがないからドーベン・ウルフの頭を使ったレプリカだと‥‥やっぱり、意味分かんないわ。自分で思ってもその理論つれぇわ。

「マフティー・リベラ司令がマフティーに似合うガンダムにしろと。バイザーがあの形状のが手に入らなかったので中身のモノアイのままです。」
 なるほど、額に余計なのがついているが。

「それは理解しよう。だが、あの額のかぼちゃとAは何なんだ?右上にかぼちゃで左下にAのパーソナルマークがついている。なんの意味がある?」
 マジでダサいからやめてくれよ。なんで、モビルスーツに乗ってまでかぼちゃ頭で居なきゃいけないんだよ、嫌がらせか?

「パーソナルマークは、我々整備員がマフティーのマフティー性とは何か、マフティーに至るに相応しいマフティーによるマフティーの為のマフティーだけのマフティーの機体と見た瞬間にマフティー性が理解できる
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