13話
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える。市民への離脱は即時ではない。繰り返す、市民への離脱は即時ではない。』
明確に柔らかくなってるぞ!?どういうことなんだ。
『地球連邦政府は至急、コロニーを増設し、毎日の生活に精一杯の人々に食と住居を与え、地球から出ることができる準備を整える様に要求する。出来次第順次、地球からの離脱を開始する。そして、マンハンターなどの廃止と法改正を要求する。諸君らの英断を求め、以上を持って終わりとする。』
えっ?激ヤバ環境テロリストじゃなくなってるぞ。理性すら感じる言い回しに市民への待遇改善要求とか真っ当さが上がってるぞ!?どうしたんだ、テムの回路でもつけたのか?
「ガンダムで余裕が出たのか?」
グラサンならいい方向に行っていると言うかもしれないが、反動でブチギレる可能性が高まっている。
うん?緊急特番か?
『どうも、今回も司会のシュウジ・シュタイナーです。今、一番のマフティーの理解者である緊急ゲストはジオニズム・ニュータイプ研究家でフォン・ブラウン大学旧イギリス発展史学教授ジョージ・ジョンソン氏です。どうも。』
やはり、また出てるよ。トンチキが人気とは、みんな暇なんだな。
『はい。紅茶の美味しい季節となりました。皆様、この季節いかがお過ごしでしょうか?お茶の用意を。私のおすすめはダージリンが良いと思います。』
この紅茶野郎、テレビ慣れして話の触りに枕を入れてきたぞ。何だこいつ!?なんでそんなに慣れてやがる。
『本題ですが最近は武装マフティーが活発化していますがどう思われますか?教授。』
そいつじゃなくて、まともな人材をだな。
『予測できたことです。まず、プチモビが動かせる人間なら昨今の更に簡易化されたMSの操作にある程度は順応でき、宇宙では民間に払い下げられたボールが3500機以上も所在が不明でいなくなっています。ボールと聞いて侮る人が居ますがある程度の新型ジェネレータやバッテリー、プロペラントタンクなどの回収等は宇宙ではスクラップが転がっているので簡単であり、それら改造したボールは客船ですら運べるが故に、低強度の戦闘の危険性は高まっています。しかも、まだ宇宙にはジオンや連邦に帰順するのを良しとしなかったティターンズ、エゥーゴの残党が残っており、こちらはハイザック以上の戦力を持っているからロンド・ベルの様な艦隊は地球には降ろせないでしょう。』
ロンド・ベルが来れないと言う予想は嬉しいが信用ならないんだよな紅茶。こいつ、変なことしか言わないし。
『例えば、ブッホ・コンツェルンやアナハイム・エレクトロニクスが私兵を持とうと思えば、ルウムや地球圏近くのサラミスやマゼラン、ムサイなどの残骸を簡単にレストアでき、自前の私兵組織、実力団体が作れます。企業程度が作れようものならばサイド政府も作れます。旧暦1
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