7話
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るものだ。」
コレでケネスとギギはアハトに完全に監視させられる。
「途切れてはいたが、地球連邦政府閣僚各位に申し上げる。君たちは捕虜としてオエンベリへと一緒に来てもらう。しかし、従業員は単なる地球に住む民間人でしかない。君たちはオエンベリに着き次第、順次解放する。」
その宣言にさらにザワつく。
「なら、私達もだわ。貴方帰るわよ。」「月の株価がこの事件でどうなるかわからないが儲けられそうだな。」「積み込んだお土産も持たしてくれるのかしら?」
好き勝手に話をするものだ。
「よくも喋る!上流階級の乗客の皆様は不当な権力により地球に居座っているのだから当然捕虜になるだろう。マフティーとして申し上げる。そういう自分本位で他者を顧みないからこそ、地球が泣き叫ぶのだ。特にフィフスルナが落ちたことで快適になったと地球に巣食う魂を引力に引き寄せられた存在になるのだ。」
ハサウェイは今の発言に同意しているようで黙っている。マフティーを見ながらマフティーを語ってマフティーを起こさないようにするなどとは意味もわからん。
「あと、1時間程度のフライトだから気にしなくてよい。バーテンダー?いきなりどうした?」
バーテンダーがいきなり俺の前でマフティーダンスをおどりだした。射殺されたいのかお前。
「私も、私もマフティーに参加させてください。」
知らんがな。疲れた、もう寝る。
あとはツヴァイに任せて、俺は運転席で寝ることとした。
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