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偽マフティーとなってしまった。
7話
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にするなどとはすまない。」
 刺激しないように2回謝り、席を立とうとする。

「マフティー性やマフティーって何だと思いますか?」
 ハサウェイ!見抜いたのかお前!マフティーであるお前がマフティーを知らなければ偽マフティーの俺がマフティーを知るわけ無いだろう。

「誰にもわかりはしないさ。マフティーにはマフティーの道理があるだろう?」
 顔を顰めるハサウェイにフルネームが良かったかと言い直す。

「マフティー・ナビーユ・エリンにはマフティー・ナビーユ・エリンの事情や道理があるだろう?」
 ハサウェイから顰め面がとれた!逃げ切った!マフティーからマフティー問答されるとかなんの地獄だよ。

「なら、ダンスマフティーは何を目指すと思うんですか?武装マフティーさん。」
 あの白い服のシルエットは‥‥ギギ・アンダルシア!割り込んでくるなお前!ハサウェイ起爆スイッチだろが!

「意外と何も考えてないかもしれないぞ?」
 うっ、ハサウェイの顔が曇った!ふざけるなよギギ!

「考えてないから考えられる事もある。無いからこそ有る事だってある。」
 ハサウェイの顔が少し、マシになった。

「だけれども皆さんはマフティーが好きみたいですよ。」
 タブレットでマフティーダンス動画を流してハサウェイを刺激するな!電子レンジに入れられたダイナマイトみたいな奴なんだぞハサウェイは!

「女!何を見ている!」
 フュンフ、構うな下がれ。関わったやつが不幸になるシャクティみたいな女なんだぞ!

「フフッ、可愛いですよ。マフティー・ナビーユ・エリン、スーダン語、アラブ語、古アイルランド語の構成。とても人の名前じゃないわ。」 
 ダナ・キライとかライラ・ミラ・ライラ、ジュンコ・ジェンコよりはだいぶマシに思えるがハサウェイが反応してる!やめろお前!

「何だこいつー?イカれてるのか?名前はギギ・アンダルシア?隣の席も確保してるだと?大層な金持ちだな。」
 フュンフやめろ!ハサウェイが苛立つ!ハサウェイは本気のマフティー活動をしているマフティーなんだぞ!

「やめろ、マフティー・フュンフ。レディーに失礼だ。女性がいくら環境ストレスに強いといえど、この緊張感だぞ。バーテンダー、女性陣になにか飲み物を。」
 飲み物を飲ませて黙らせてやる。

「ほらね?」
 マフティーダンス動画をまた機内で流すな!しかも、なんだそれは!?

 動画には金属の箱が出てきて、風刺社会派モノマネ芸人の一人が初代連邦政府大統領に扮して箱に石を入れている。

 次に箱の前で、ジオン・ズム・ダイクンのモノマネ芸人が踊り、消えたと思ったらザビ家のモノマネ芸人とレビルやティアンムなどのモノマネ芸人と箱を取り囲むように踊り、次にはデラーズとワイアットのモノマネ
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