5話
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府はマフティーが持つマフティー性を認めたということになる。ジオン・ズム・ダイクン以来の新たな思想だ。」
ツヴァイがまたマフティー性という常軌を逸した単語を出してきた。踊った本人がマフティーダンスにマフティー性なんて言う謎要素がないと思ってるからあるわけ無いだろ。
「マフティー性は人々をマフティーにする。よく考えられたものだよ。30秒の忙しい庶民の為のインスタントダンスと4分強の長編ダンス。まるでコマーシャルのような宣伝性だ。マフティーの深さはザビ家のシステムを超えているかもしれない。マフティーに聞いてみたいよ。どうしてこの仕組みの深さを思いついたのかをね。」
ハサウェイに聞いたら殺されると思うがな。ダンスマフティーに夢を見過ぎだろう。
「マフティーは、マフティー性なんか考えてないかもしれないぞ?武装マフティーとダンスマフティーは別かもしれない。個別の事象で見たほうがいいと思うな。ところでギャプランだが。」
ツヴァイに反省を促す。コレでマフティーが止まるだろう。
「マフティーがマフティー性を考えていないのならば、日々働いて納税するだけのために生きる愚民にマフティーという武器を与えたとなる。ならば、マフティーはダカール演説以上の偉業を成したことになる。それはかえってマフティー・ナビーユ・エリンこそが真の人々の革新を呼ぶニュータイプって証明になるはずだ。」
お前、頭ジャックか?そういえば高学歴環境テロリストだったなツヴァイ、ならばこうもなろうというものだ。
「そうかも知れないな。しかし、マフティー性よりもハイジャックの話をしなければならない。あと3日程度もないんだぞ。リーダーにされたからには結果を残さねばならん。スポンサーは無理難題を仰るものさ。」
アイスティーを手に取ると飲もうとした時に、ドライが俺から取り上げて、飲み干した。ふざけるなよ。
「飲み物を横取りされたら苛つくだろう?ダンスマフティーと武装マフティーが違うなら、今のお前よりも苛ついてるはずだ。しかし、武装マフティーはダンスマフティーの邪魔はしていない。なら、少なくとも二つのマフティーは協力関係にあるんじゃないのか?」
ドライの発言でなるほどと思った。確かに希望的な観測ではハサウェイは怒っていない。ハサウェイとケネスさえなんとかすれば、ブライトも来ないから怖くない。火星ジオンのオリュンポス砲程度だろう。ロナもミームを踊るおもしろおじさんに成り下がったので、ミノフスキークラフトだけは勘弁してほしいと言うものだ。
「見てみろ、アインス、ドライ、フィーア、これを。」
コラージュ動画のようだ。そこにはマフティーダンスを踊る連邦閣僚の動画がそこにはあって、マフティー・ナビーユ・エリンが連邦政府に反省を促すとされていて一気に再生数が増えており、続いてブライト・ノア
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