4話
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。それをされたら地球連邦と本物のマフティーに捕捉されやしないかと。コーヒーの瓶の結露がツーと流れ落ちるのに合わせて、冷や汗も俺の背中からツーと滴った。
「それは君の、いや、マフティー性に反する。君がやろうとした。誰もがマフティーとなり、連邦政府に反省を促す崇高なる理念とジオン・ズム・ダイクンがなし得なかった清廉さの伝播が出来なくなる。マフティーは謎のままに、マフティーはマフティーでなくてはならないのだ。」
皆がマフティー・ナビーユ・エリンになれれば、それはニュータイプへの変革の前段階だろ?私にはわかるとまでご丁寧に続けて。
「何故そんなに、俺を買い被るんですか?俺は単なる地球に魂を惹かれた俗物、重力に魂を縛られた俗人かも知れませんよ。」
少しでも、危険人物からの好感度を下げねば大変なことになる。思い込みが激しすぎて怖すぎる。
「地球に、重力に魂を縛られた俗物はそうは言わん。やはり、君は高潔な戦士だ。俺がそこまで高潔な戦士にあったのはソロモンの悪夢のアナベル・ガトーやエゥーゴに参加した時にあったクワトロ・バジーナいや、シャア・アズナブル以来だよ。」
勝手に好感度が上がっていく。何なんだこの動きは。
そして、その後も押し問答をして部屋に帰るときにはギャプランを操縦したあとより、汗まみれになっていた。
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