3話
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向かっていたキンバレー隊とマンハンターを撃墜したらしい。それで、オエンベリのマフティーがジェガンやマンハンターの装甲車の上でマフティーダンスを踊ってニュースになったようだ。」
起きがけに情報のシャワーを浴びせるとは、お前はアニメかなにかのインテリ野郎か?いや、そうだった。なんで、BARで踊った踊りがここまでの事態に‥‥。
「見てみろ。まだ、アイツラ踊ってやがる。あれはどういうことなんだ。」
さっきからずっとドライが話してくるが辞めてほしい。寝起きの乾いた喉で話せるわけ無いだろ。理解しろ。
「あぁ、悪かったな。これを飲め。」
水を受け取り飲もうと開けようとした矢先にツヴァイが声をかけてきた。
「まずい、インターネットの位置情報を割出して、オエンベリのマフティーには、陽動を仕掛けてたようだ。こっちにキンバレー隊の本隊が向かってきている。」
たかがマフティーダンスを踊っているだけの難民だぞ。どういうことだ。
「なんだ、キンバレーはマフティー・ナビーユ・エリンに親でも殺されたのか?」
俺の問いかけにツヴァイはいや、それよりもたちが悪いと切り捨てた。
「マフティーが激化してきて、もう直キンバレーは転勤にされるらしい。その前に目に見えるマフティーを倒した戦果が欲しいのさ。ジオンの連中だってそうそういる訳じゃないしな。」
確かにそうだが、ここで火星と木星とブッホ・コンツェルンの話をしたら流れが変わって、キンバレーがそいつらを倒しに‥‥行ってはくれないな。目先の手柄と未来の手柄を両取りするだろう。ジェガンのビームライフルで市民を焼き払うやつに良心はないだろう。いや、良心が無い存在でいてほしい。
良心があるなら、俺がマフティーダンスをしたせいで、人が死んだことになる。
こんなところで、落ち込んでる場合ではない。
「どうする?キンバレー隊には敵わないぞ。相手はジェガンだ。逃げるなら今だが。」
ちらりと難民を見る。確かに、あれだけ叩かれていれば手荒な真似は出来そうにもないが、バスク・オムならやれる。キンバレーがどこまでかは知らないが毒ガスを撃ち込んできても不思議ではない。
「オエンベリには旧式の兵器が幾らかあったはずだ。それが残ってるなら、キンバレーはミノフスキー粒子を撒かないほどバカだと言われている。61式戦車でゲタを落とせば退くだろう。ただ、問題は61式戦車とかを何人が動かせるかだ。」
難民の中から動かせる人材を探すしかないが大変な作業だ。
「この中で従軍経験があるものは?」
40〜50代がほとんど手を上げたために事情を説明をして、戦車の話をする。
「確かに何両も動かせるでしょうが大丈夫なんですか?武器を持ったテロリストだとして殺されませんか?」
確かにそうだが、現実が現
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