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偽マフティーとなってしまった。
2話
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られて喜ぶ趣味はない。

「たしかに意味が連邦に反省を促すという概念だけなのならば、何でも受け入れられる。もしかすると、マフティーとやらはインテリで役人をやってる様な真面目な人間なのかもしれないな。」
 ツヴァイの発言に持っていたコーラを飲むのを一瞬忘れた途端に車が石を踏んだようで、盛大に頭からコーラを被った。

 しょうがないのでコーラを洗い流すために川に寄ってもらい頭を洗う。こうしてみると地球が汚染されてるとは思えない。
 花が咲く河川敷にオリーブの木、オエンベリの長閑な風景だ。

「ほらよ。」
 ドライが新しくコーラを買ってきてくれたようで、投げてきたのを開くとコーラが吹き出しまたコーラを被った。

「マフティーの話をしてからずっとお前は落ち込んでいた。気は変わったか?」
 怒りはあるが自然となんとも言えない感情はリセットされており、コーラを被ったかいがあったと言える。用意されていたTシャツとハーフパンツにビーチサンダルに着替えた。

「あぁ、ところで他の飲み物はないか?のどが渇いた。」
 ジンジャー・エールと書かれた瓶が投げられ今度は吹き出さなかったが、轟音に空を見るとSFSに乗ったジェガンが通り過ぎるのが見えた。

「まずい!キンバレー部隊だ!何故だ!」
 ドライが叫ぶ。

「わかりきったことでしょう!!マフティーダンスを止めに来たんですよ!」
 ツヴァイの返答に俺は声を失い、フィーアが車載テレビをつけた。

 全員でそれを見るしか今はできることは無かった。

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