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おぢばにおかえり
第八十話 教会の仕組みその二十六

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「私もよく知ってるわ」
「そうした人ですね」
「ええ、しかしね」
「しかし?」
「あの人ってかなり不思議な人なのよね」
 私が思うにです。
「世の中のこと物凄くご存知だから」
「人生経験豊富ですか」
「信じられない位ね」
「人生濃い人ですか」
「相当にね」
「確かにそうですね」
 新一君もそれはと頷きました。
「僕も思います」
「そうでしょ、それにね」
 私は仰木さんについて思うことを新一君にさらにお話しました。
「桁外れに顔が広いし」
「奥華でも有名人ですね」
「あの人知らない人いないわよ」
 奥華でもです。
「奥華って言っても大所帯でね」
「人多いですよね」
「そうした場所なのに」
 それでもです。
「あの人知らない人いないから」
「奥華ではですね」
「面倒見がよくて」
 そうしてです。
「器が大きくてフットワークが軽くて」
「あちこちにひのきしんに出られてますね」
「そうした方だから」
 それ故にです。
「もうね」
「あの人は有名人ですね」
「奥華でね」
 相当にです。
「そうなのよ」
「そういうことですね」
「ええ、そうした人もおられるのがね」
「奥華ですね」
「それで奥華にはね」
 仰木さん以外にもです。
「素晴らしい人が本当に多いのです」
「ですね、本当に」
「だからね」
 新一君にさらに言いました。
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