第十二話 ドクターマンの影その十二
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「それでね」
「沖縄に行くのか」
「そうじゃないかしら」
「それでも沖縄に行くならね」
ドクターマンがとだ、タスクは話した。
「皆沖縄に行こう」
「すぐに他のチームに連絡しよう」
ラリーはこの決断を下した。
「そして捜索だ、実は沖縄は探しにくい場所だ」
「多くの島から成り立っているからな」
バドがそれでと応えた。
「だからな」
「そうだ、他の都道府県よりもだ」
日本のとだ、ラリーは今自分の脳裏に日本の地図を出してそのうえでバドに対して真剣な顔で話した。
「探しにくい」
「それならな」
「全ての戦隊が入ってだ」
その沖縄県にというのだ。
「そのうえでだ」
「探すべきだ」
「すぐに連絡をしよう」
自分のスマートフォンを出して話した。
「そうしよう」
「じゃあ皆にメールを送ろう」
風切も自分のスマートフォンを出して言った。
「そうしよう」
「今すぐにな」
「うん、そして」
そのうえでというのだ。
「ドクターマンを見付けだそう」
「そうしよう」
こう話してだった。
ジュウオウジャーの面々はすぐに他の戦隊の面々に連絡をした、すると全てのチームが沖縄に即座に向かった。
この頃デスガリアンの主な面々は阿蘇山の傍にいた、そこでナリアが仲間達にこんなことを言っていた。
「ドクターマンは見付かりませんが」
「それでもか」
「はい、観光はです」
アザルドに言うのだった。
「非常にです」
「ああ、楽しいな」
「はい」
微笑んで言うのだった。
「まことに」
「俺も同感だ、ただな」
アザルドは人間の姿のナリアに言った、他の面々も同じ姿である。
「お前人間の姿になったらな」
「何でしょうか」
「メタルエーやマッジョと同じでな」
そうであってというのだ。
「別嬪さんだな」
「人間で言うと容姿が整っている」
「そうだな」
「そうなのですか」
「もてるな」
アザルドはこうも言った。
「これは」
「そうだよな」
バングレイもそれはと応えた。
「この外見だとな」
「声も色気あるしな」
「かなりな」
「もてますか、そういえば」
ナリアは仲間達の話に考える顔になって今度はこんなことを言った。
「マーダッコさんも人間の姿になれば」
「わかります」
クバルが応えた。
「あの人ももてますね」
「よく人間から声をかけられるとか」
「それではナリアもです」
「そうなのですか。しかし」
ナリアはクバルの言葉に考える顔になって述べた。
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