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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
98話 EvolとLife
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エボルトは俺の思考を察して、俺に回答し始める。
「お前の推察はだいたい正しい。俺……『俺たち』は恐らく、オリジナルの俺たちが起こした特異点によって派生した並行同位体だ。」
「お前は何を狙ってる?本来の力を出せないお前では……」
今のエボルトは仮面ライダーエボル フェーズ1。コイツの本気はこんなモノではない。それを誰よりも知っているのはこのエボルト本人だろう。
ハイパームテキを取り出して戦闘準備する俺に対して、エボルトは仰々しい態度をとる。
「おっと、勘弁してくれ。この竜介を通してお前の反則級の力は嫌というほど味わってるんでね。お前とはフルパワーが復活したところで勝ち目は薄い。ましてやこの2%の力なら尚更な。」
「それは結構だが??」
「無論、そこにいる女どもにも手を出さねぇよ。手を出した時のお前の怒り具合も想像に難くない。」
俺が納得したような表情を見せるとエボルトは語り出した。
「俺の目的はただ一つ???竜介のハザードレベルを上げまくることで究極の力を手に入れることだ。」
「何?」
「コイツの肉体はもはやブラッド族と人間が融合した究極のモノ。俺はコイツの無限とも言えるハザードレベルの上昇するたびに自由に近づくのさ。コイツの力を上げるという点ではお前との利害は一致するはずだ。」
「なるほど……」
確かにこのエボルトは脅威ではあるが……現時点では世界を脅かしはしない。仮にフルパワーでも俺が止められる。
ならばその力を利用しない手はないだろう。
そこに……
「ではその依頼は私が受けよう。」
「「「イフト!!」」」
イフトはその銀髪を靡かせながらエボルトの元に近寄る。
「君含め浦江竜介には非常に興味がある……是非君の企てに乗ってやろうじゃないか。」
「賢明な判断だ…!」
イフトの視線に俺は頷いた。それを確認したエボルトは再び赤いスライムへと変貌し、竜介先生の体へと戻っていく。
「うおっ!」
【まだまだ俺の力は不安定……仲良くやろうぜ、チャオ〜!】
「入ってくんな!出てけ!!」
今回ばかりは流石に竜介先生に同情した。
?????※?????
その日の深夜……皆が寝ついた頃に俺はモニターと睨めっこしながら、キーボードを速打していた。
その部屋にイフトが入ってくる。
「それが最終アップデートと言ったところか?」
「……」
イフトは多色のコードを繋いだハイパームテキを手に取る。その様子に一瞥しながらも俺は作業を続ける。
「このアップデートで君の変身するムテキゲーマーは極致に達するわけだが……」
「俺は????」
タン!とエンターキーを強
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