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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
98話 EvolとLife
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「嘘だな。お前の言うことをそのまま受け取れば、あの時……俺たちと出会った時にAqours??HEROESに入ればいい話だ。」
「ほう……さすがは王を名乗る者だけに、見事な洞察力だ。」


イフトはブランク状態のマキシマムガシャットを机の上に用意する。

千歌は勉強の手を止めてそのブランクガシャットを手に取る。


「なにこれ?」
「君たちが手にする最後の力さ。」
「最後?」


不穏な空気が一気に立ち込める中、イフトは説明を始める。


「今起きている地殻変動は『ある一定の形』になるまでは止まらない。そしてその上で、人間は人としての形を失っていく。コレは実際にもう起こっているだろう。やがてこの世界は迫害と混乱の最中で、ナムロドによって支配されるディストピアへと???ってのが最悪も最悪のパターンだ。」


ここでイフトは急にブランクマキシマムガシャットを指を差す。


「そこで必要になってくるのはその【マキシマムマイティジェネレーターX】だ。」
「じぇねれーたー?」」

頭に?が浮かぶ千歌と果南。

「このガシャットは、君たちAqoursの持つ人を感動させる力、その時に君たちが得る感情を増幅させる機能を持つ。その力が極限まで達したその時???このガシャットは完成する……万物を創造する力を携えてね。」
「「「!?」」」
「コレと対になり、尚且つ併用する最強のガジェットもあるのだろうが……」


イフトは俺に目を向けてきた。コイツ……本当に俺のデータを受け継いでいるだけに、俺の開発中の最終兵器も見抜いてあがる。


「そして小原魁の答えとしては……このガシャットを完成するにあたっての最低限の条件を揃わせるための時間が必要だったと言うのが答えだ。」
「……理解はした。」
「ま、目下の狙いは迫り来る神石のエネルギー体の怪人を倒し、神石を回収する。そして???『深天稜の対処さ』」
「えっ……」


魁は絶句してしまう???一瞬何を言っているかよくわからず。イフトはそのことをお構いなく続ける。


「あのロード・オブ・クロウをサポートした仮面ライダーのベルトはゴーストドライバー。しかも体の素体はどう見てもスペクターだった。あれは…深天稜がアークゼロに敗北したのちに、その肉体データをアークを通じて保管していたナムロドが自らの邪念で洗脳した???仮面ライダーアークネクロムスペクターと言ったところかな?」
「「「「「………」」」」」


シーンと……静寂が訪れる。

知りたくなかった、そんな事態を悲哀な様子もなく説明するイフトに、ここにいるほとんどの人が悪感情を抱かざるを得なかった。

魁は……ドン!と机を叩いて部屋を出ていってしまった。

しかしイフトは尚もその空気
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