第十一話 日本全土を探しその十七
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「絶滅していなかったし」
「我々もだ」
「自然は大事にだね」
「そうしないといけない」
こう言うのだった。
「今はそう考えているな」
「うん」
エンドルフはまさにと答えた。
「そうだよ」
「そうか、地球の自然はな」
「大事にしないとね」
「そこにいる生きものもな」
「別に地球をどうこうしようとか思ってないよね」
「それはな」
カオスも確かにと答えた。
「私も他の誰もな」
「ないよね」
「そうだな」
「地球をどうこうじゃないね」
「我々がどうかだ、これからどう発展してくか」
このことがとだ、カオスは言うのだった。
「それが大事だ」
「そうだね、それじゃあね」
「地球の環境もな」
「乱すことなくね」
「むしろ守る様にな」
その様にというのだ。
「していこう」
「そうすることだね」
「そうだ、ではな」
「これからはね」
「地球の環境を守っていこう」
こう言うのだった。
「我々もな」
「折角地球にいるし」
「それなそうしなければならない」
モルボレロとアイスロンドも言うのだった。
「我々もな」
「そうしていこうな」
「その通りだ、そしてニホンカワウソがまだ生きているのなら」
その彼等を見つつだ、カオスは二人にも応えた。見ればカラウソは一匹だけでなく何匹かその姿を確認出来る。
「その生きていることをだ」
「喜んでね」
「そのうえでな」
「守っていこう、絶滅はあってはならない」
絶対にという言葉だった。
「だからな」
「この川もね」
「汚さない様にしていこう」
「そうだ、ゴミを出したならだ」
それはというのだ。
「ちゃんとな」
「持って帰って」
「そしてちゃんとした場所に捨てよう」
「そうしよう」
こう言ってだった。
デーボス軍の面々はそこでお昼を食べたがゴミはしっかりと持って帰った。そうしてカワウソ達の迷惑にならない様にしたのだった。
第十一話 完
2024・2・23
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