第十一話 日本全土を探しその十四
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「人もついて来ない、ザンギャックを建て直している最中だが」
「ドクターマンを探しながらですね」
「そうだが俺が偉そうにするだけではだ」
エンターに言うのだった。
「建て直しもだ」
「上手くいかないですね」
「そうだ」
そうなるというのだ。
「だからな」
「それで、ですね」
「俺自身気付いてだ」
「尊大にはですね」
「ならない様にしている。ましてや君達は友人だ」
そうした存在であるというのだ。
「それならだ」
「尚更ですか」
「尊大に振る舞ってどうする」
こう言うのだった。
「一体」
「そうしたお考えになられましたか」
「そうだ、共に力を合わせて付き合っている間柄だ」
そうであるというのだ。
「それならな」
「親密にですね」
「付き合っていこう」
「それでは」
「これからもな」
「よいお考えです」
ここでまたダマラスが言ってきた。
「そうしたお考えもまたです」
「いいのだな」
「はい、アクドス様とはまた違いますが」
「父上は父上でだな」
「ワルス様はワルス様なので」
「俺の考える帝王でいいな」
「その在り方で」
こう言うのだった。
「よいのです」
「そうなのだな」
「ですから」
それ故にというのだ。
「これからもです」
「この様にだな」
「していかれて下さい」
「それではな」
「あとスーパー銭湯ですが」
インサーンはエスケイプに話した。
「巡ってもです」
「いいのね」
「はい、存分にお楽しみ下さい」
親し気に話した。
「お勧めです」
「巡るのね」
「温泉巡りと言っていいですが」
「その温泉巡りもなのね」
「いいものなので」
だからだというのだ。
「是非です」
「それではね」
「行かれますね」
「そうするわ」
「海の幸にお風呂ですか」
ここでだ、エンターも言ってきた。
「確かにです」
「いいものかと」
エンターにはバリゾーグが応えた。
「くつろげて」
「そうですね」
「ではお勧めに従い」
「そのどちらも楽しむ」
「そうしていきます」
「そのうえでドクターマンを探すのだ」
ギルがまた言ってきた。
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