第二章
[8]前話
「くれぐれもね」
「あんたの言うこと聞いて」
「そうしてね、いいわね」
「ええ、宜しくね」
「私自身何度もチェックするから」
「パラシュートのこととか」
「そうするから」
それでというのだ。
「一緒にパラーシュート開いて」
「お空飛ぶのね」
「そうしましょう」
こう話してだった。
桜は望それに自分の服にパラシュートをだった。
丹念に何度もチェックしてそのうえで高空を飛ぶ飛行機から飛び降りた、すると一緒に空を舞ったが。
「うわ、これは」
「凄いでしょ」
「こんなのはじめてよ」
望は飛び降りる中で桜に答えた、両手両足を開いてそのうえで舞い降りている。
「凄いわね」
「そうでしょ、それでね」
「このままよね」
「ここっていう高さにね」
その高度でというのだ。
「パラシュート開くから」
「それからはなのね」
「ゆっくりと降りるから」
「無事に着地出来るわね」
「そう、けれどね」
それでもというのだ。
「飛び降りる前に言ったけれど」
「パラシュートしていてもね」
「そう、衝撃はあるから」
落下の際のというのだ。
「注意してね」
「結構強い衝撃よね」
「そう、だからね」
それ故にというのだ。
「本当にね」
「わかったわ、気を付けるわ」
姉もまさにと応えた。
「はじめてだけれど」
「気を付けてね」
「そうしていくわ」
頷いてそうしてだった。
着地に備えた、姉は着地についても妹の言う通りにした、そうして着地の衝撃にも対応出来たがそれでもだった。
着地してだ、望は桜に苦笑いで話した。妹も着地していた。
「やっぱりきたわ」
「そうでしょ、結構以上にね」
「強い衝撃だったわ」
「だからね」
それでというのだ。
「気を付けてって言ったのよ」
「それでもね」
「結構だったわね」
「ええ、けれど面白かったわ」
笑顔でだ、望は言った。
「桜が一緒でずっと教えてくれたから」
「無事にっていうのね」
「最後まで出来たしね」
「楽しかったのね」
「凄くね、就職前にいい思い出が出来たわ」
「それは何よりよ、じゃあお仕事頑張ってね」
「卒業してからね」
妹に笑顔で言った、そしてだった。
望は就職してからその会社で元気で明るく働いた、そうして妹が就職した時に一緒にお祝いをした、その時にまたスカイダイビングをしたいと話して再び一緒に楽しんだのだった。
妹はスカイダイビングが好き 完
2024・4・20
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