第5話 嫌な予感 【提督視点】
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「なんだ!?」
状況が理解できない。何が起きた?
F22が、F22が?
おちついてきた。状況を整理しよう。
まず、スホーイ27がF22に…なんだ?
飛びついた?飛び蹴りした?さすがに生まれてすぐの艦娘が
F22の命を狙う人がいるとは。まさか俺が、F15のことを選ばなかったから?
だからF22は飛び蹴りされたのか?何故だ?今すぐ助けなければ!?
「大丈夫か?」
「済まない、君の名前は?」
「スホーイ27だ。」
数時間後
とりあえず、予定の艦娘は建造できたようだ。
だとしたら、兵装はミサイル12発ぐらいか?
下手したらもっとあるかもな。
「スホーイ27、君の兵装は?」
「ああ、私の兵装は、GSh-30-1 30ミリ機関砲一門、R-73ミサイル4発、
R-27ミサイル6発だ。」
F22に比べたらちょっと少ない感じだな。
「提督、どうだ?」
グレーっぽい髪に水色の瞳
黒いロングコートに、ロシア軍の象徴のような赤色のスカート。
これはこれであり…間違えたなんでもないや
「提督、なんでこっちをずっと見てるんだ?」
「あ、ああすまん」
頭の中で少々ゲスいことを考えてしまっていた。
下手したら、セクハラで訴えられる可能性もあるな。
間違いを起こしかねない状況だ…やっと提督になれたのに…
「済まなかった。少し困惑してしまっていた」
「大丈夫か?」
「今は大丈夫だ」
「とりあえずよろしくな。提督」
「ああ、よろしく。スホーイ27」
信頼の握手でもしようかな
「話は終わりましたか?」
ビェサムスンギ
ラプターが寒い目でこっちを見てくる。
鎮守府内の室温が10℃は下がった気がする
これがタマヒュンってやつか?ラプターは怒ってるのか?
「F、F22、なんで怒ってるんだ?」
バカ正直に聞いてみた。
そうすると、ラプターは数歩前に出てきて、俺へ笑みを浮かべた。
「怒ってたでいませんよね?フランカーさん?」
「ああ!そうだな骨董品!」
「いや、怒ってないならいいんだが…」
ああ、始まってしまった。ロシアとアメリカの対立、ささやかなる争い、冷戦が
これで大丈夫かと思ったが、曖昧な笑顔を浮かべることしか出来なかった。
提督とは案外艦娘のことを考えて、管理しないと行けないんだなぁ、と思わされた。
「」ザザー・・・
なんだ?
「大本営より緊急伝達。現在地沖縄本島付近に深海棲艦が接近中!絶対に
上陸させるな!グッドラック!」
「・・・なるほどな。」
「提督、私たちは…」
「決まっている。『スクランブル』だ!嘉手納基地へ急げ!」
『はい!』
南西諸島が並ぶ沖縄本島に上陸されたら…さすがに2機では厳しいだろう。
それなら、まだチャンスの
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