第二章
[8]前話
「どんどん飲んで、お水もね」
「普通のお水も」
「無糖のお茶がなかったら」
その時はというのだ。
「どんどんね」
「飲むことね」
「水分はお腹の中洗って奇麗にしてくれて」
そうしてというのだ。
「出す方もよくしてくれるから」
「出すのも大事ね」
「運動もそっちに役立ってくれるから」
それでというのだ。
「やるべきだしね、お散歩でも自転車でもね」
「運動になるからいいのね」
「そう、じゃあこうしていってね」
「ダイエットしたらいいのね」
「そうしてね」
「じゃあ飲みもの切り替えるわね」
無糖のものにとだ、こう直美に答えてだった。
青空はダイエットをはじめた、彼女にとってはジュースや甘いお茶から無糖のお茶やお水に変えただけであった、だが。
目標の体重までダイエットはすぐに出来た、それで直美に笑顔で言った。
「直美ちゃんの言う通りにしたらね」
「ダイエット出来たのね」
「ええ、無事にね」
「ダイエットは無理しないの、適度に運動して」
そうしてというのだ。
「食べる量はそのままでもね」
「ちょっと工夫したら」
「それで全然違うから」
「飲みものを変えるだけでも」
「違うからね、断食なんて間違ってもね」
「しないことね」
「そうよ、そうしてね」
こう言うのだった。
「これからもダイエットする時は。ただ何キロ痩せたの?」
「二キロね」
「それだけダイエットしたかったの」
「そうだったの」
「あまり多くないわね」
「その二キロが気になってね、けれど目標達成出来たし」
直美ににこりと笑って話した。
「よかったわ」
「それは何よりね」
「ええ、じゃあこれからも運動続けて食べて」
「飲みものは気を付けるのね」
「そうするわ」
青空はこの時も笑顔だった。そうしてだった。
体重は彼女のこれでいいと思うものであり続けた、よく食べたがそれでもそうであり続けた。
痩せたいなら食べろ 完
2024・4・17
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