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『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
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られてます。

「何その目…私に期待されても困るんだけど…ってかマジでウザいし。」

縄を切ってくれるのかな?
しかし、その目はとても冷たくて、何か嫌なものでも見るかのような目で。

「じゃあね。アンタとの毎日は死ぬほどつまんなかったよ。最低最悪、クソみたいな元<}スター。」


刀を、少年目掛け振り下ろしました。




?



ぼくは、しんだ。

お姉ちゃんにきられて、しんだ。

おとうさん、
おかあさん、
おじいちゃん、
おばあちゃん、
おにいちゃん、

みんなしんで、ぼくもしんで、すずかお姉ちゃんはおかしくなった。

いやな言葉をたくさんぶつけてきた。
いつも人をきずつけることを言ったらだめだよ。っておしえてくれるのに。

ころされた。
ぼくは、お姉ちゃんに、ころされた。

よくわからない。
あたまがぐちゃぐちゃになる。

でも、
一こだけ分かる。

ゆるさない。

ゆるさない、ゆるさない、ゆるさない、
ゆるさない、ゆるさない、

ぜったいにゆるさない。

お姉ちゃんをゆるさないわけじゃない。
そうじゃないけど、ちがう。

わるものは当ぜんゆるさない。
ばけものもゆるさない

いろいろゆるさない。
ぜんぶゆるさない。

このせかいを、ゆるさない。


しんだぼくは、ゴミとしてすてられた。
海にながれ、やがて身体をなくした僕はどこかへ流れていく

たくさんの子たちに会った。
ぼくと同い年くらいの子、年上の子、

みんな、みんないっていた。

おとうさん、おかあさんはどこ?
さみしい
さむい
あつい
いたい
たすけて
だれかきて

一人ぼっちはいやだ。
そういって、ぼくはみんなとひとつになっていく。

みんなとひとつになるたび、気持ちが大きくなる。

ゆるさない

このせかいを、ゆるさない

ゆるさない、だから…




なにもかも、ぜんぶ

こわしてしまえ

ぜんぶ、こわしてしまえ


























「……?」
「おや、どうしました真誉殿。」
「ん。見て道満」


お姉さんは、だれ?
ぼくが見えるの?

「うん。見えるよ。」

お姉さんが僕を覗き込む。
あとからやってきた大きなあやしそうな人もぼくを見てくる。

「これはこれは、怨恨の塊のようなものですな…。」
「れんこん?」
「怨恨ですぞ真誉殿。」

首をかしげるおねえさん。
あやしそうな人はにんまりと笑うと

「複数の子供の霊の集
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