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とある銀河の物語
004 試験終了
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。」
「ふむ、で、君はどうだ?」マティルダに向かってい言う。
「おい!!」
ウッド教授が勢いよく振り向く。お湯がこぼれた。
アメリアが立ち上がって、タオルを取り、拭いはじめた。「ニコラ・・・あなた。」
「もう子供じゃないといったのは、教授だろう。だから俺は彼女を大人として扱うが、どうだ?」
相変わらず皮肉っぽい口調のウォルフの物言いだが、冗談で言っている訳ではないようだ。
「これから話すことは、もちろん君のご両親、特にお母さんのことが中心となるが、とても重要なことで誰にも話してほしくないことも含まれるかもしれない。」
マティルダの目を見ながら話を続けた。
「だから君に約束してほしいんだ。これからこの部屋で見聞きする内容は、たとえ重要ではなさそうなことでも決して他人には話さない。話していいのは、ここにいる四人にだけだ。約束できるかい?」
「はい。」
間をおかずに答えた。真剣な目をしている。
「よし。では、次だ・・・。」
マティルダはちょっと、首をかしげた。次?
「ここ二週間大変な思いをしてきたね。本当に、ギリギリのところだった。だから、私たちとしてはいろいろなことを、つまり、君と、ご両親と、その周りにいる人たちの安全のことを考えた。だからここしばらくは、窮屈な思いをすることになると思う。」
「窮屈?」
「そう、何処に行くにも警備のものがつく。目に付く形か、或いはつかない形か。監視といってもいい。これは、大きな責任のある人たちの、義務のようなものだ。そして君のお母様はとても大きな責任を持っている。好むと好まざるとに関わらず。」
ウォルフの目がちらりと、アメリア博士に向く。
代わりに何か言おうとするウッド博士を、アメリアは抑えた。
「・・・いつまでですか?」
「君たちの安全が確認されるまで。安全な場所に移動するまでといって言ってもいいかもしれない。・・・短くて半年、長ければ一生。」
「・・・わかりました。」
「よし、では次で最後だ。君と、ご両親と、その周りにいる人たちの安全のことを考え、時には理不尽と思えることを君たちにお願いすることがあるかもしれない。しょっちゅうあるわけではないが、絶対にある。そのときは、何も言わずに言うことを聞いてほしい。できるかな?」
「その時は、今日の約束のことだと、言ってください。それなら、出来ます。」
「いいだろう、誓えるかね?」
「はい。」
「では、自分の言葉で、言ってみてくれるか?」
ベットから立ち上がり、背筋を伸ばした。
「はい・・・わたし、マティルダ・ジョースター・ウッドは、今日、この部屋で見聞きする内容をここにいる四人の方々意外には誰にも話をせず、監視される生活を受け入れ、私と、私の両親と、その周りにいる人たちの安全のために要求されることに関して、異議なく従うことを、誓
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