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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第134話 3つの戦い!旧魔王派の新たな力!
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カトレアは以前敗北した後冥界の牢獄に捕らえられた、次郎のノッキングでグルメ細胞も封印されてしまい脱出は不可能だった。
「くそっ、私はここで終わりなのか……」
現実を受けいられずに牢屋の中で打ちひしがれるカトレア、自分はこの世界を変える存在だと本気で信じていた彼女は二度の敗北で自信を失っていた。
特に一龍達の無双っぷりには心を折られてしまった。自分達が世界を変えるなど不可能なんじゃないかと思ってしまっていた。
「ぐあっ!?」
その時だった、見張りをしていた数人の悪魔が一斉に気絶したのだ。何事かと思い牢屋の外を見て見ると槍を持った青年とまるで曲芸師のような風貌をした人物が立っていた。
「貴方は……!?」
「曹操」
「はっ」
青年は槍を振るうと牢屋の檻が斬られて地面に崩れ落ちた。特殊な結界を施されていたがまるで意味をなさなかった。
「無様ですね、カトレア。折角グルメ細胞を与えてやったというのにこの体たらくとは……
「ジョ、ジョア……!」
カトレアは曲芸師のような人物に声をかけられて冷や汗を流した。普段の彼女なら自分を侮辱されたと喚き散らかすだろうが、そんなそぶりは一切見せなかった。
如何に甘やかされた環境で生きてきた彼女でもジョアという人物が危険だと本能で理解しているからだ。
「さあ出なさい、他の2名ももう救出しています」
「クルゼレイ達も……?」
カトレアは取り合えず二人についていく事にした。冥界を抜けて異空間に入るとそこにはクルゼレイとシャルバの姿があった。
「カトレア!」
「クルゼレイ!こうして会えて嬉しいわ!」
恋人である二人は駆け寄り抱擁を交わした。
「さて、貴方達を助けたのはもう一仕事してもらう為です。決して善意で助けたつもりは無いと思ってください」
「ふん、本来なら貴様のような奴の言葉など聞く必要もないが特別に聞いてやろう」
「……我々は何をすれば良い?」
傲慢な態度をとるシャルバ、このメンバーの中でも自分は選ばれた存在だと本気で信じているのでジョアを前にしても戯言をほざけていた。
一方クルゼレイもプライドは高いが流石にジョアを前に余計な事は言えないと冷や汗を流しつつ自分達は何をすれば良いと問いかける。
「簡単なことです。貴方達には冥界で暴れてもらい魔王達や一龍達の目を釘付けにしてくれればいい」
「何故そんな事を?」
「そちらが質問をしていいなど言っていません。やるかやらないか、その二択だけお答えください」
カトレアが質問するがジョアの威圧感に押し黙ってしまう。
「新しい力とグルメ界の猛獣も与えましょう
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