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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第134話 3つの戦い!旧魔王派の新たな力!
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かしたの?」
「いや……あまりにも強くなっていて驚いた」
そんなリアス達をサイラオーグは呆気に取られた表情で見ていたためリアスは首を傾げてどうしたのかと尋ねる。
そんなリアスにサイラオーグは強くなりすぎていて驚いたと答えた。
「そうかしら?貴方だって旧魔王派の悪魔に後れを取っていないじゃない」
「そう言って貰えて有難いがリアス達ほど活躍はしていないぞ」
リアスに自身も強いと言われたサイラオーグは複雑そうにそう呟く。
サイラオーグはバアルの生まれにして滅びの魔力を引き継げなかった。だがそんなマイナスを埋めてしまう程の特訓と信念によって現在は若手悪魔最強とも呼ばれる強さを持っていた。
だがそんな自分をもってしてもリアス達は強くなっていたと実感する。
リアスも才能ある悪魔だ、いずれは最上級悪魔の一角として名を轟かすとサイラオーグは考えていた。
だが少し会わない内にリアス達はとんでもなく強くなっていた、最早別人じゃないのかと言う程にだ。
(状況を素早く見極める判断力、即実行する決断力、息の合ったチームワーク、なにより殺し合いの場でまったく怯えない揺るがさない精神力……強さもそうだが場慣れしすぎている)
強さもそうだがそれ以上にリアス達が場慣れしていることにサイラオーグは驚いていた。自身も実戦をいくつか重ねてきたがここまで大きな殺し合いは初めてだ。
正直恐れもあるし不安に負けそうにもなった。だがリアス達はまるでいくつもの地獄を乗り越えたような太い精神でものともしていなかった。
「リアス、一体どんな修業をしたんだ?」
「そうね……最近だと悪天候の中空を突き進んだり重力が何倍も上がる地下洞窟に潜ったりしたわね。それと息を吸うだけで肺が焼ける程の砂漠を進んだりもしたわね」
「そ、そうか……」
あっけらかんとそう話すリアスにサイラオーグは一体どんな地獄を見てきたんだと内心畏怖した。なぜならばリアスの目のハイライトが消えていたからだ。
「まあ貴方も強くなりたいならイッセーにお願いでもして……」
「アーシア、何処にいるんだ!?」
「どうしたの、ゼノヴィア」
会話を打ち消すほどの大声にリアスがゼノヴィアにどうしたのかと尋ねた。
「アーシアの姿が見えないんだ!さっきまで確かにいたはずなのに……」
「絶霧対策の人工神器だってアザゼル先生から借りていたのよ。でも反応は無かったわ」
「そんな……」
ゼノヴィアはアーシアの姿が見えないと叫びイリナは対策していたが反応は無かったと話す。それを聞いたリアスは敵に一杯食わされたかと唇を噛んだ。
「ルフェイ、今すぐ魔法でアーシアの居場
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